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伝統ある各店の豆類菓子審査会

みやざきお菓子まつりにて

みやざきお菓子まつり 平成二十七年度(公財)日本豆類協会助成金に係る需要拡大事業としての「お菓子まつり」が十一月七日~八日開催されました。豆類需要拡大事業としては、二回目の宮崎県ですが、今回も豆類菓子の審査会をメインに行われる事になりました。宮崎支部十五作品、都城支部十作品、児湯支部五作品の合計二十八の出品作から上位三作品が選ばれます。

 お菓子祭り初日、宮崎支部の「みやざきお菓子まつり」の会場内にて、理事長を審査員長として県保健所、市役所、会場である宮交シティの担当者、調理製菓専門学校の副校長の五名にての審査です。菓子博の一次審査の審査基準に従って真剣に公平に行なわれた結果、特賞お菓子処光仙作ツヤ干し「イロハ口説」、金賞おかし花月作「おめでた」、銀賞クマモト屋作「盆地三昧」がみごとに選ばれ翌日、表彰式がありました。

ツヤ干し「イロハ口説」 審査員の方々は、どれも甲乙つけがたく苦労されたみたいです。審査会終了時に宮崎市長も見学にみえ審査品すべてを試食して、どれも美味しいと評価されてました。

 特賞のツヤ干し「イロハ口説」は三十七~三十八年伝統を守り作り続けているお菓子で、完成まで三日はかかるとの事でした。大納言小豆、うぐいす豆をふんだんに使い外はカリカリ中はしっとりの食感ですが時間と手間がかかるとの事で、宮崎ではあまりお目にかかれないお菓子です。

 豆類を使ったお菓子は数多くあり、審査品とは別に同会場内に展示しました。来場者は見るだけでなく、試食や販売も望まれてる感じを受けましたが、ぜんざいのふるまいで少しは喜んで頂けたかなと思います。

 今回は伝統ある各店の豆類菓子審査会でしたが、また機会があれば、新商品での審査会も楽しみです。

 宮崎県菓子工業組合事務局・大西みつ子