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菓子業界の発展を祈る

橘本神社で春の大祭

シルヴィ・ギシャル=アンギス教授と前山宮司 第52回菓祖橘本神社銘菓奉献祭が和歌山県海南市下津町橘本、前山宮司のもと同神社で行われ、菓子メーカーの関係者が参列し、業界の発展を祈願した。ミカンと菓子の神様とされる「田道間守(たじまもり)」祭る同神社、北海道から九州まで全国各地の菓子メーカー約150社から奉納された和菓子や洋菓子が神前に並べられた。

 境内にはメーカーの代表者約80人が参列し、前山宮司が業界の発展を祈る祝詞を奏上、参列者が玉串をささげた。神事の後には餅まきも催され奉納された菓子は社会福祉団体に寄付される。

 フランス・パリ、ソルボンヌ大学文化地理学者シルヴィ・ギシャル=アンギス教授が「日本文化・旅を研究」日本各地を巡っている。情報を聞きつけJR紀勢線加茂郷駅から4キロの道のりを徒歩で熊野古道沿いにある橘本神社にたどり着き、全国銘菓奉献祭の神事を熱心に取材され、最後に初めての体験で餅まきの風景を熱心に写真にとり、自らも楽しく餅を拾われた。ソルボンヌ大学に戻り自らの体験を本にして、日本の文化の行事と和菓子を学生に広めると話をしておられました。

 和歌山県菓子工業組合事務局長・高橋義明

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