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第8回全国和菓子甲子園開催

グランプリ作品「いつまでも。」 8月22日、第8回全国和菓子甲子園が辻製菓専門学校において、大阪府生菓子青年クラブ主催で開催された。全国和菓子甲子園は、高校生が2人1組でチームを組み和菓子作りを競う大会で、今年で8年目を迎え、全国より78作品の応募があった。書類審査で選ばれた11校12チームの高校生が、大阪市の辻製菓専門学校に集まり最終審査を行った。高校生たちは、応募したレシピに沿って和菓子を制作し、グランプリには、福知山淑徳高校(京都府福知山市)の作品「いつまでも。」が選ばれた。

 開会式では、網濱康博実行部長より「高校生の皆様が手軽に和菓子に出会っていただく事を目的として開催され、今回で8回目を迎えました。今回のテーマは『食べておいしい健康和菓子』です。全国各地から一次審査を通過した12作品24名の出場者にお集まりいただいています」、大阪府生菓子青年クラブ谷澤慶浩幹事長より「緊張すると、自分のパフォーマンスを100%出せません。お菓子は作り手の感性がでてきます。楽しくお菓子を作れば、楽しい美味しいお菓子ができます。楽しんで決勝大会に挑んでください」と挨拶の後、優勝カップの返還、選手代表による選手宣誓、審査員の紹介があった。審査員を代表して、西尾智司審査委員長より「色々な素材があり、何ができるのか楽しみにしています」と挨拶があった。次に大会のルール説明の後、実技審査開始となった。

和菓子甲子園② 実技審査の制限時間は1時間45分、開始の合図とともに各チーム手際よく制作した。実技審査終了後、制作にあたっての想いや菓名の由来、特徴などのプレゼンテーションを行い、審査員は質問や試食審査をした。

 審査委員長は西尾智司氏(全国菓子研究団体連合会会長・菓子研究団体二六会会長)が務め、他、田原彩氏(大阪成蹊短期大学製菓コース講師)、仲實氏(辻製菓専門学校和菓子教授)、槌谷祐哉氏(全国菓子工業組合連合会青年部部長)、谷澤慶浩氏(大阪府生菓子青年クラブ幹事長)の5名で審査した。

 出場校と作品名(順不同)は、三重県立相可高等学校(三重県)・みなぎる戦意(繊維)で勝て菌に!、福岡市立福岡女子高等学校(福岡県)・夏恋文、大阪府立園芸高等学校(大阪府)・ワラビ―カステラ~皆様に笑顔を~、福知山淑徳高等学校(京都府)・いつまでも。、東京都立農産高等学校(東京都)・どや!!ベジどら、関西大学第一高等学校(大阪府)・瑠璃林檎ノ実、鹿児島城西高等学校(鹿児島県)・ドカンと桜島んじゅう、奈良女子高等学校(奈良県)・水鈴華、兵庫県立山崎高等学校(兵庫県)・抹きち大福、飯塚高等学校(福岡県)・かぼこ茶ん、埼玉県立越谷総合技術高等学校(埼玉県)・若紫、鹿児島城西高等学校(鹿児島県)・愛万華。

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