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第55回厳島神社献菓祭

広島県菓道奉賛会

宮島で記念撮影 10月26日に、広島県廿日市市宮島町の厳島神社で「第55回厳島神社献菓祭」(主催:広島県菓道奉賛会)が開催されました。

 広島県菓道奉賛会は、戦後の復興期の昭和30年に、広島県内の菓子業者が集まり、家業の菓子を神前に奉納して、感謝の意を表しご加護を祈念することを目的として結成されたました。奉賛会の主な行事である「献菓祭」は、結成以来、毎年厳島神社や広島市の護国神社で開催され、今年で55回目を迎えた歴史と伝統のある行事です。

 今年は37社がそれぞれの代表的なお菓子を持ち寄って厳島神社に奉納しました。式典は午前11時より、福田権宮司様を祭主として、雅楽が奏でられるなか厳粛に執り行われ、その後の直会と進み無事滞りなくすべての行事が終了しました。奉納したお菓子は、祭典ののち二週間ほど祓殿にお供えいただき、厳島神社を訪れる一般のお客様にもお披露目されました。

 直会では、3年後の「第26回全国菓子大博覧会」についても話題となり、準備開催に向けての協力を確認しました。直会の後は、宝物収蔵庫で特別展示中の国宝「平家納経」を見学させていただきました。また、この時期の宮島は紅葉には少し早いものの、すでに観光シーズンに入って観光客も多く、参加者も行事のあと秋の宮島をそれぞれ満喫して散会となりました。

広島県菓子工業組合青年部長・中村靖富満

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