お菓子で魅せる『弘前桜物語』 初開催

今回は、昨年4月~5月にかけて開催された、弘前菓子組合(青森県菓子工業組合 中弘支部)の創立130周年のプレイベント【お菓子で魅せる弘前桜物語】をご紹介します。
弘前市は今や言わずと知れた桜で有名な弘前城(公園)のお膝元で、春には毎年多くの市民や観光客を魅了する日本を代表する桜の名所であります。しかし、昔はメインのソメイヨシノの開花時期がゴールデンウィークに合致していたのが、温暖化の影響で4月中旬にはすでにソメイヨシノが満開となり、頼みのゴールデンウィークには散ってしまい、祭り後半の観光客減が頭を悩ませていました。
そこで弘前市がソメイヨシノの終盤に代わってゴールデンウィークにかけて咲き誇る、遅咲きの品種の中で厳選7種類「弘前七桜」と、弘前公園で桜守がおススメする七つの風景「弘前桜七景」と題し、弘前公園の隠れた桜の魅力を全国に発信するキャンペーン『弘前桜物語』を数年前より始めました。
弘前菓子組合でも、お菓子という面でキャンペーンに協力出来ないかと言うことで、弘前さくらまつりの期間を中心に、2か月間、弘前七桜と弘前桜七景のいずれかを題材に新しく和菓子を開発し『弘前桜物語』という共通商品名で販売し、弘前市と弘前観光コンベンション協会、地元企業各社の協力と(公財)むつ小川原地域・産業振興財団の支援を受けてイベントをスタートしました。

今回の参加店舗は組合の中から10店舗でしたが、何も事前に言い合せたわけでもなく、自然に各店それぞれの得意分野や、特色を生かした全くダブらない多彩な10品が出揃い、弘前桜物語の共通シールを貼った商品が弘前さくらまつりを盛り上げました。
今回は、購入特典として、各店舗それぞれデザインの違う商品由来の桜風景と商品をプリントしたポストカードをもれなくプレゼントし、さらには昨今のSNS時代なのでインスタグラムに組合のハッシュタグを付けて商品写真を投稿していただき、そのお客様の中から抽選で参加店の商品の詰合せ(5千円相当)が当たる〝ハッシュタグキャンペーン〟でお客様にもイベント盛り上げに一役買っていただきました。

事前に参加会員と共に、イベント開催の報告を兼ねて弘前市長を表敬訪問し、地元マスメディアの多大な取材協力も得て、イベントが徐々に浸透していき沢山の市民や観光客の皆様に、弘前の桜のまだまだ知られていない魅力と共に、弘前市とその周辺を周遊していただき、弘前菓子組合加盟店舗のお菓子の魅力を知っていただくとても良い機会となりました。
反省点は多々あるものの、2026年度は弘前菓子組合130周年の節目の年という事で、さらに参加店を増やし、加盟店以外にも市内の洋菓子店にも声をかけ、18店舗での新たな弘前桜物語イベントの開催に向けて、更なる盛り上がりを期待しています。
青森県菓子工業組合副理事長(中弘支部支部長)・川嶋将晃
全国菓子工業組合連合会