和菓子の伝統と新しい風

当店は群馬県伊勢崎市で営業しております、水戸屋と申します。1895年創業以来、地元を中心にたくさんのお客様に支えられ、和菓子作りに励んでいます。
看板商品の「古文書最中」をはじめ、どらやき、蜜月の宿(ブッセ)、栗だんな・梅一輪(桃山)など、昔ながらの和菓子を多く販売しています。時代に合わせて配合やパッケージを改良し、長く愛される和菓子となりました。定番の菓子や、季節を感じる生菓子を日々お客様にお届けしております。
昨年念願の製餡機を導入し、完全自家製餡にすることができました。和菓子の魂ともいえる「あんこ」にこだわることで、水戸屋という個性をさらに出していくことができるのではないかと考えています。あずきの産地にこだわり、製餡過程での細かい調整をすることで、それぞれの菓子に合わせて配合したあんこを作っています。
また、和菓子を作る際に使用する小麦粉や卵などは群馬県産のものを使用しています。地産地消を意識して、和菓子で地域を元気にできたらいいなと思います。

新しい取り組みとして、群馬県内の学生さんとコラボをしました。若年層の和スイーツに対する考え方を知るきっかけになり、消費者目線の率直な感想や斬新なアイデアは、新商品開発にとても参考になりました。
これまでの伝統を守りつつ、新しい和菓子の開発に取り組むことで、お客様にもフレッシュな印象を持っていただけるのではないかと考えています。
夏季に大人気のくずバーや、群馬県初のフルーツパフェ大福、家族や友人と盛り上がるBBQ串だんごなど、和菓子と新しい要素を組み合わせてのお菓子作りにも力を入れています。今までのように、節目節目に和菓子を買っていただけるお客様だけでなく、あまり和菓子に触れてこなかった方の選択肢の一つになれれば嬉しいです。
今後はターゲット層を広げ、老若男女問わずに楽しんでいただけるよう、様々なシーンに寄り添う和菓子を作っていきたいと思います。
群馬県菓子工業組合・飯塚雄咲(有限会社水戸屋本店)
全国菓子工業組合連合会