春の祭典 第52回信玄公祭りに出店

4月3~5日の3日間、桜が舞い散る中、第52回信玄公祭りが開催されました。甲府駅近くのメイン会場の舞鶴城公園を中心に3日間で県内外よりおよそ12万人が訪れました。
メインイベントの「甲州軍団出陣」では、武田信玄公役に歌舞伎俳優の市川右団次さん、山本勘助役にその長男で歌舞伎俳優の市川右近さんが扮し、約1000人の武者行列が甲府のメイン通りを行進しました。あいにくの雨が降る中での出陣となりましたが、沿道からは大きな拍手が送られました。収束の見通しが立たないウクライナ侵攻や緊迫する中東情勢などの情勢を思い、出陣式で市川右団次さんは「憎いのは戦そのもの。人の命ほど尊いものはない。」と力強く声を張り上げ、平和を望む武将の姿は多くの観客の心に刻まれたことでしょう。

舞鶴城公園の周辺では太鼓の演奏・茶会・スタンプラリーなど様々なイベントで子供から大人まで楽しんでいました。山梨県菓子工業組合では2日目と3日目の2日間屋台が立ち並ぶ舞鶴城公園南広場へ出店しました。多くの屋台が並ぶ中、実演販売のかるめ焼は毎年好評で、膨らんでいく職人技に、子供たちからは「あっという間に膨らんだ!」と歓声が上がり拍手もありました。組合で開発した「武田兵糧丸」をはじめ「紅梅焼き」や組合員の多彩な和菓子が並び楽しんでいただけたと思います。
武田兵糧丸は戦国時代の保存食をイメージして県内産の食材を使ったお菓子です。新しい山梨県のお土産として地場産業センターかいてらすで常時販売しています。信玄公祭りには毎年販売していますが、今回は特に「どのようなお菓子なのか」との質問があり、説明をすると納得し購入するお客様が多くおりました。昨年の旭川菓子博覧会でも販売したお菓子ですので、機会があれば是非召し上がっていただけると幸いです。
当菓子組合では今後もこうした行事を通じ、山梨の伝統ある菓子文化の魅力を発信し、地場産業の振興に寄与してまいる所存です。
山梨県菓子工業組合・理事長・内田長久
全国菓子工業組合連合会