青年部/お知らせ・活動報告

第27回 全菓連青年部九州ブロック大分大会

青年部九州ブロック大会

 第71回菓業青年会九州ブロック大分大会・第27回全国菓子工業組合連合会青年部九州ブロック大分大会は、6月19日、TKPソレイユ大分で開催され約50名が参加した。全菓連からは、中原副理事長、竹本青年部長、事務局が出席した。

 大会では、杉村九州ブロック会長が「私は一度もお菓子を作ったことはなく、菓子の包装資材を作る仕事をしています。皆様が天候や湿度を確認しながらお菓子を作られているのと同じように、私たちもインクやフィルムを適切に加工して製品を作る、いわば職人です。また、一経営者でもあります。ここ4、5年で経営環境は予想もできないほど変わりました。コロナ禍や原材料価格の高騰、世界情勢の変化など、これまで当たり前だった環境が大きく変化しています。価格改定も避けられませんが、値段を決めるのは事業者でも、その価格で商品を買うかどうかを決めるのは消費者です。『これくらいの価値しかない』と思われれば、二度と選んでもらえません。だからこそ、価格以上の価値を提供していくことがこれからの課題です。そのためには『段取り八分』という言葉があるように、正しい段取りを重ねることが重要です。本大会が皆様の経営や今後の取り組みの一助となれば幸いです」と挨拶を述べた。続いて、前回の長崎大会九州ブロック鐘ヶ江会長より「長崎大会では、多くのご参加をいただき誠にありがとうございました。皆様のおかげで、大変楽しく充実した大会となりました。今回は大分大会ですが、大分菓青会の皆様には、この1年間ご準備にご苦労されたことと思います」と述べた。

 次に来賓紹介があり、大分県佐藤樹一郎知事代理として商工観光労働部佐藤元彦審議監、全菓連中原副理事長の祝辞に続いて、全菓連青年部竹本部長より「コロナ禍が明けても追い風が吹かず、世界情勢の変化が菓子業界にも大きな影響を及ぼしています。しかし、先人たちもさまざまな苦労を乗り越え、家業を守り、今の菓子文化を築いてこられました。こういう時だからこそ、『九州は一つ』というように、日本の菓子業界も一つという気持ちで力を合わせていかなければならないと感じています。また、後継者不足などにより店を閉めざるを得ない仲間もいます。だからこそ、『おたくはどうやってるの』『うちは今こんな状況なんだけど』と気軽に相談できる関係を築き、菓青会や菓子工業組合も皆様の相談を受け止められる組織でありたいと思っています。昨年の全国菓子博覧会では、お菓子には人を惹きつけ、笑顔にする大きな力があることを改めて実感しました。地域ごとの歴史や文化、情緒を持つ菓子文化を次の世代へ引き継ぐことも、私たちの使命ではないでしょうか」と挨拶し、参加菓業青年会の紹介があった。

 その後、本会議が行われ、第1号議案「大会宣言文(案)承認の件」、第2号議案「次期開催地承認の件」、第3号議案「全菓連青年部報告の件」の3議案はいずれも承認された。次期開催地は鹿児島県に決定し、全菓連青年部の活動報告は田口ブロック長からなされた。最後に、各菓青会から活動報告があった。

 本会議終了後には㈱ざびえる本舗後藤賴彦代表取締役より、「創業25周年、大分銘菓「ざびえる」の奇跡の物語~人生の選択とご縁が導いた再生の軌跡~」をテーマに記念講演が行われた(以後掲載)。その後、懇親会が開かれ、次回開催県の鹿児島菓青会への大会旗伝達式が行われた。

大会旗伝達式

各菓青会活動報告

鹿児島:例会は頻繁に開催できていないが、その代わりとして、5月30日にボランティアによる和菓子教室を開催した。また、毎年1月には親会、洋菓子協会との三団体合同新年会を開催している。

佐賀:年に一度、養護施設の子どもたちへお菓子を届ける活動を実施しており、今期もその実施に向けて準備を進めている。また、今年度は新たに会員が加入した。

福岡:4月22日に太宰府天満宮内の中島神社で執り行われた春季大祭に参加した。また、5月20日から22日までマリンメッセ福岡で開催された西日本食品産業創造展では、北九州菓青会と合同でブース出展し、お菓子の販売を行った。

北九州:福岡菓青会と合同で西日本食品産業創造展に出展し、お菓子の販売を行った。このほか、定例会や北九州菓子工業組合総会に参加し、会員相互の親睦を深めた。

熊本:例年、熊本城稲荷神社の初午大祭に出店している。今年は前九州ブロック長の提案により、第13期の各ブロック長から提供されたお菓子を販売したところ、大変好評でほぼ完売となった。また、北部で新たに2名が入会した。今後は会員のいない南部にも足を運び、新会員の開拓を進めていく。

佐世保:大きな事業は実施していなかったが、長崎菓青会と合同で㈱大和製菓の工場見学と懇親会を開催した。今後も長崎菓青会と連携した活動を行っていきたい。

長崎:会議は重ねていたものの、日程調整がつかず事業は実施できなかった。昨年から会員からの要望があった工場見学を、佐世保菓青会の協力を得て今月実施した。今後は関係者へ働きかけて、新会員の加入につなげたい。

大分:昨年5月より本日開催の九州ブロック大分大会に向け、月1~2回、計13回会議を開催した。昨年10月におおいたみのりフェスタでは、会員のお菓子を販売し、令和8年1月には、菓子工業組合と洋菓子協会の合同新年会に参加した。さらに、大分県中小企業団体中央会へ2名が理事として出向しており、2ヶ月に1回、他団体組合理事と交流を行い、補助金等の助言を受けている。また、新たに2名が入会した。

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