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餡づくりから秋の菓子まで 〜(公財)日本豆類協会の支援で充実の講習会を開催〜

千葉県菓子工業組合は令和8年7月 12 日(日)、千葉市中央区のハッピー製菓調理専門学校を会場に、「和菓子技術講習会 〜秋の素材を生かした菓子づくり〜」を開催いたしました。全国和菓子協会千葉県支部および千葉県和菓子技能士会との共催のもと、組合員・協会員ら 29 名が参加し、盛況のうちに幕を閉じました。

今回の講習会は、(公財)日本豆類協会の豆類振興事業を活用して、実現したものです。同協会のご支援により、豆類を和菓子づくりの根幹に位置づけた充実したプログラムを組むことができました。

講師は成城凮月堂工場長の福井俊輔氏が務めました。京都・本家玉寿軒を経て成城凮月堂に勤務されており、日本菓子専門学校講師、東和会理事のほか、「選和菓子職・優秀菓子職」の称号を持つベテラン職人です。全国菓子研究団体連合会主催の技術コンテストではグランプリを受賞されており、その高い技術力と指導力は業界内外から高く評価されています。

講習会は午前 10 時から午後4時までの終日にわたり行われ、①南瓜浮島 ②さつまいも米粉カステラ ③リンゴと落花生のホイル焼き ④粟団子 ⑤すいぽて饅頭 ⑥村雨の紅葉の6品が実演・指導されました。講習を通じて、小豆の炊き方や火加減の調整、餡の練り方とその仕上がりの見極め方についても丁寧に解説が行われ、和菓子における豆類の重要性が参加者に伝えられました。福井氏は「餡の出来が和菓子の味を決める。豆の特性を知り、丁寧に向き合うことが職人の第一歩」と語り、南瓜や栗、さつまいも、りんご、落花生など秋を彩る素材を巧みに使った伝統的な和菓子技法に現代的なアレンジを加えた内容は参加者から高い評価を得ました。福井氏の丁寧な解説と実演に、参加者は熱心にメモを取りながら聴き入りました。

当日の準備・講習補助については、千葉県和菓子技能士会のメンバーが全面的にご協力くださいました。材料の段取りから会場設営、実習中の個別サポートまで、その献身的なご支援が講習会の円滑な運営を支えてくださいました。

また、公益財団法人日本豆類協会をはじめ、日の本穀粉株式会社、株式会社舘山、ナガセヴィータ株式会社、伊那食品工業株式会社、群馬製粉株式会社、パルク化学工業株式会社の各社よりご協賛をいただきました。関係各位に改めて深く御礼申し上げます。

参加者からは「小豆の炊き方や素材の処理方法を丁寧に教わり、餡づくりへの理解が深まった」「実践的で今後すぐに活かせる内容だった」「講師の技術の高さに刺激を受けた」などの声が多く寄せられ、盛況のうちに終了いたしました。組合では今後も会員の技術向上を支援する各種講習会・研修会を企画してまいります。

(千葉県菓子工業組合 理事長 池田尚史)

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