"和菓子のことなら"株式会社 山久
今回、東京都菓子工業組合の組合員 株式会社山久を紹介いたします。
昭和25年7月18日に創業、今年で66年目を迎える会社です。
「山高きことが尊からず、久しきが故に尊し」の社是があり、これは先々代のお父上から引き継がれた言葉で「大きな会社にはならなくとも、長く続けることが尊い(大切である)」を信条としております。
また「安心・安全」と「感動ある商品づくり」をモットーに美味しいと感動して頂ける商品開発に努められています。
昭和30年初頭から和菓子の原材料である「寒天・ゲル化剤」の販売を開始、昭和44年から一口最中「小舟最中」の大ヒットで和菓子製造業を営むようになりました。
現在でも、伊那食品工業株式会社をはじめとする寒天メーカーの寒天類を菓子製造業及び菓子原材料問屋様に販売されております。
代表取締役社長の細田正樹氏は、先々代細田義夫氏(故人)・先代伊藤精亮氏からバトンタッチされた4代目社長で、今年で13年目を迎えます。
東京都菓子工業組合では専務理事の要職で活躍されております。
菓子製造業として、昭和44年に群馬県桐生市広沢町に工場を建て最中の製造を開始、昭和56年に現第一工場を建設本格的にあんみつ・心太・焼菓子・ミニどら焼などの製造、昭和63年に蒸菓子ソフトムーンケーキの製造ラインを設備、平成3年に本工場を建設、和菓子専門店「菓処留庵(ルアン)」も運営するようになりました。
どら焼・ワッフル・生菓子製造設備を行い、多品種の和菓子を製造されています。
全国の「和菓子屋さんのお手伝い」として各種製品を出荷していると伺いました。
尚、和菓子店として群馬県菓子工業組合・桐生支部の組合員です。
平成21年10月には「群馬県食品自主衛生管理認証制度」を認証されました。
群馬県菓子製造業としては1番目の認証で「わが社の勲章の一つ」と仰ってます。
現在では、あんみつ類・蒸菓子類(季節商品含む) ・焼菓子類・どら焼類・ワッフル類・和風サブレ類・生菓子類他OEM製品など多品種を製造しており、細田社長の悩みは「多品種の製品を効率よく製造出荷する事が厳しい」と仰ってました。
今秋、新製品みるく饅頭とくり饅頭の詰合せ「進物和の菓」・うさぎ饅頭「進物うさぎおいし」・ミニ栗まん「進物栗わらべ」などが9月に新発売されるそうです。
東京都菓子工業組合