~ 将来の夢 ~
母のようなパンを作る!
私がパティシエ科に入学した理由は、 小さい頃から母のようになりたいとずっと思っていたからです。 私の母は、 主婦ですが自宅でパンを作っています。
お店ということではないのですが、 母が一人で作り、 そのパンを学校や児童館などに車で販売しています。 一日に百個と少ない数で限られた所にしか行けないのですが、 毎日頑張っています。
私は、 夏休みに母のお手伝いをしました。 朝から作り始め、 一個一個丁寧に作り、 袋詰めをして、 販売に行きました。 その販売場所に子供たちが集る児童館があります。
そこでは小さな子供や大人の人など、 たくさんの人が買ってくれて皆が笑顔でした。
毎週買ってくれる子供もいます。 母のパンをまってくれるお客様がたくさんいて、 皆が笑顔で買ってくれる。 そんな販売をしている母のようになりたいと思っています。
このような思いでこのパティシエ科に入学しましたが、 もう入学して一年七ヶ月がたちます。 今までを振り返ると楽しいこと、 大変なこと色々なことがありました。
夏休みには校外実習がありました。 この校外実習ではたくさんの事を学ばせてもらい、 製造の方ではたくさんのお菓子を作り、 時間に限りがないということが分りました。
販売の方では、 大きな声でのあいさつなど接客の大変さが分りました。 学校でも色々学ばせてもらっています。 授業では試験に向けたくさん勉強しています。 一年後には国家試験があります。 私たちには時間が限られてきました。
勉強に力を入れ皆で合格したいです。 そして、 母の様なパン等を作り、 『皆が笑顔になる。』 そんな小さい頃からの夢を叶えるように、 今からの学校生活、 勉強中心に頑張っていきたいです。
日章学園パティシエコース二年・木田奈摘