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みそ饅頭から焼津を盛り上げよう!

味噌まんじゅう 焼津では、みそ饅頭が盛んに作られています。

 昔、船乗りさんが沖に出て漁をするとき「おやつ」として持っていったそうで日持ちのする様に生地に味噌や醤油を入れたので、ちょっと、しょっぱめの風味が特徴的。小豆あんとの相性もよく、和菓子屋で盛んに作られるようになり、地元でも「みそまん」と呼ばれて庶民に愛され地域に定着してきた人気モノ。現在20店舗ほどの和菓子屋が、色や形、大きさ、生地の食感、そして風味が工夫されたオリジナルのみそ饅頭が作られていて、味を競い合っています。

 その焼津の「みそ饅頭」を愛し静岡県を始め全国の皆さんに広くアピールしようと、立ち上がったのが「焼津みそまん学会」で、焼津らしい独創的な和菓子作りと販売を目的に、市内の和菓子店10店舗が参加している和菓子の研究会(会長、昇栄堂)です。毎月定例会を開き、和菓子の共同研究、開発、企画、商品化を全員で行い、各店舗に持ち帰って製造、販売します。2年に1度の有名店視察や実技講習会も開催して、会員の販売術や製造技術を向上させる催しも行っています。

 今まで駿河湾海洋深層水を使った水羊羹『波のしずく』や『みそ饅頭』を開発し販売してきました。イベントでは、10店舗が各店自慢の味噌饅頭を1個ずつ持ち寄り、1箱に詰め合わせしたオリジナル折箱『駿河湾深層水の味噌饅頭』を限定販売して、たいへん好評でした。活動10年目の2011年4月に団体名を『焼津みそまん学会』と改め、原点に立ち戻り、焼津のみそ饅頭を広くアピールし盛り上げる活動をしています。毎月30日のみその日にちなんで「30日をみそ饅頭の日」と定め、今までイベントで販売してきた「焼津のみそまんじゅう(10個入)」を予約限定販売。月を重ねるごとにご予約数も増えてきました。

 今後は「焼津みそまん公式ガイドマップ」の作成や、それに伴うスタンプラリーの実施も予定されています。

 「焼津みそまん学会」広報 和菓子工房吉野・山川仁志

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