京都府レポートの投稿
青年部がお菓子教室を開催
京都市立西ノ京中学校にて
京都府菓子工業組合青年部は6月26日(金)に京都市立西ノ京中学校にて、約120名の生徒さん達と共にお菓子作りを実施致しました。
西ノ京中学校は今回で3度目のお菓子教室の開催地であり、美術の授業の一環として行われております。毎年、生徒さん達は菓子の技術やデザインの発想を学び、その後の授業にて樹脂製のペーパーウェイトを製作されます。
当日は青年部員17名が集まり、それぞれ図書室、家庭科室、被服室の三教室に分かれ指導にあたりました。
今回はねりきりの【撫子】と【菊】を制作体験。
真剣な眼差しの子ども達に囲まれ、青年部員が実演・説明を行ない、間近で技を披露。
その後各テーブルに青年部員が一人ずつつきっきりで生徒さん達による制作を指導しました。
生徒さん達は楽しそうに一つ一つ制作し、細かい部分への質問も飛び交っていました。
その後、各教室にてお菓子にまつわる歴史や水無月についてのクイズ等のお話が行われ、質疑応答ではデザインについての質問が寄せられ、青年部員が丁寧に答えました。
また、デモンストレーションとして菓子の実演が行われ、目の前で次々と出来上がる意匠に歓声があがりました。何か一つでも生徒さん達の今後の参考になれば、と思います。
今回のお菓子教室のように、菓子を食べるだけでなく、見た目や制作の過程を学んでいただけることは非常に嬉しく思います。
今後の活動において『菓子が伝えるモノ』の幅が広がる授業だったと感じました。
京都府菓子工業組合青年部広報・西井一樹