滋賀県レポートの投稿
「ふるさと再発見」事業
滋賀県の良さをもう一度確認
静寂な空間で足・手を組み、背筋を伸ばし、あごをひき、視線は1m先に落とし、澄み切った冷たい空気を鼻から大きく吸い、そしてゆっくりと吐き出しながら、頭で「ひとーつ」と数える。その行為を繰り返すこと十回そしてまた一から始める。
【座禅】である。
ここは滋賀県の湖東、東近江市の山里、臨済宗永源寺派 大本山「永源寺」。
平成27年11月24日、滋賀県菓子工業組合では親睦事業として青年部を中心に「ふるさと再発見」事業を始めました。第一回目として、紅葉のスポットでも有名な東近江市の永源寺を訪れ、紅葉を楽しみながら境内を散策し、本堂の奥で座禅を体験しました。初体験の組合員の方も多く、警策でたたかれる痛さも経験し、雑念を排除し無の境地になれたかどうかはわからないが、時間を忘れて(15分程度でしたが)座禅を楽しみ、法話を聞くことができました。
その後、愛知川沿いを少し歩き永源寺温泉「八風の湯」に到着。
天然温泉で冷えた体を温めながら、露天風呂やいくつものバリエーションの風呂を楽しみながら裸同士で和気あいあいと話をする事約1時間、結構な長風呂でありました。
天然温泉を楽しんだ後は、渇いた喉を潤すための親睦タイム。
みんなと色々な情報交換をしながらの2時間はあっという間に過ぎ、有意義な半日であった。
以前は親睦事業としてボウリング大会を開催しておりましたが、ご年配の方でも楽しめるよう配慮し、滋賀県の良さをもう一度再確認することと親睦を目的とし、滋賀県下を12地区に割り、「ふるさと再発見」事業を今後も開催していきたいと考えております。
滋賀県菓子工業組合広報担当・小川睦博