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全菓連関東甲信越ブロック会議埼玉大会

三重菓子博について議論白熱

全菓連関東甲信越ブロック会議 平成27年10月21日、熊谷市四季の湯温泉ホテル・ヘリテイジに於いて全菓連関東ブロック会議が開催され三重菓子博の議案を主とし白熱した議論が展開されました。

 会議では開催地埼玉県菓子工業組合石川雅雄副理事長の開会のことばから始まり同組合神戸武士理事長の歓迎の挨拶、関東甲信越ブロック幹事長茨城県菓子工業組合面澤義昌理事長の挨拶、全国菓子工業組合連合会大窪幹夫理事長の挨拶の後に議事に入りました。各県組合功労者表彰に続いての審議議案は以下です。①全菓連の近況について②平成26年度ブロック会事業報告及び収支決算報告③各県よりの近況と提案事項④「三重菓子博」について⑤次期開催県について⑥その他。議論の中心に成ったのは二つです。一つは菓子博における褒賞のあり方変更に伴う各県組合内での各組合員の混乱、もう一つはその混乱に伴い各県参加費用捻出に難航しているという事です。議論は予定時間を大幅に超過するまでに白熱致しましたが当組合杉田禮三副組合長の閉会のことばで無事終了しました。間に理事長会議を挟んで時間が押せ押せとなりましたが懇親会・二次会と埼玉の夜はリラックスして頂いた上での目前の菓子博を主とした外交の席となりました。今回二次会場は外交活動がしやすいようにカフェバーを貸し切りでスツール使用の立食カクテルパーティーとさせて頂きました。

 埼玉県でのブロック会議開催は10年ぶりです。日本一観光地が少ない埼玉県ですので開催場所の選定に頭を悩ませました結果、ありのままの武蔵野の自然をそのまま見てもらおうと埼玉県菓子工業組合事務所所在地の熊谷市内での開催となりました。

 最後になりましたが当組合の菓子大博覧会への取り組みを紹介します。当組合は戦後再開以来全部の菓子博に参加してきました。ここ20年の記録を見ますと参加1回につき金450万円から500万円強の参加費用がかかっています。昨今の当組合経済状況から三重菓子博への参加がいまだ決定出来ないでいます。費用の問題で埼玉県と上田清埼玉県知事のご協力を得ないと参加表明が出来ない状況です。埼玉県の協力をいかに得るかと菓子博参加に向けた費用の積立金システムをいかに構築するかが将来に向けた当組合最大の課題である事を確認し、本文章の結びとします。

 埼玉県菓子工業組合副理事長兼専務理事・中島祥夫