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廣島クリームぜんざいPR今年も

広島みなとフェスタ

広島みなとフェスタ 広島県菓子工業組合青年部では、3月12日~13日の両日「第4回広島みなとフェスタ」にブース出店し、廣島クリームぜんざいを販売しました。

 ひろしま菓子博2013の中四国ブロックブース以来、継続して取り組んでいる「廣島クリームぜんざい普及支援検討事業」の一環です。

 かつて戦後広島の名物であったクリームぜんざいを旧くて新しいスイーツとして復活させる取組み「廣島クリームぜんざいプロジェクト」から一歩進んで、製法の見直しや改善、地域ブランド商標の登録や管理、菓子屋以外の飲食業全般への売り込みなど、廣島クリームぜんざいを広く普及させるための施策について検討・協議しています。このイベントにはPR活動という位置づけで、第1回目から参加してきました。

 「広島みなとフェスタ」は「海と港」のメインテーマのもと、体験広場、グルメエリア、ステージに海上イベントと、子供から大人まで全世代が終日楽しめるお祭りです。〈広島の海の玄関広島港を中心に、みなと界隈の魅力をPRし、にぎわいを創出する〉という趣旨で、行政、地域のNPOや経済団体などで組織された実行委員会が主催・実施しています。今年で第4回を数え、今ではフラワーフェスティバル、フードフェスタとともに、広島三大フェスタと称されるイベントに成長しました。

 3月初旬に開催された前回と比べて数日遅い会期ながら、やはり心配は天候と気温。そこで今年も廣島クリームぜんざいに加え、温かい餅入りのぜんざいを準備しました。

 初日は快晴に恵まれ、クリームぜんざいは合計180食とまずまず。反面、10℃と肌寒い気温にも関わらず、温かいぜんざいは昨年の三分の一以下と振るいません。寒くても陽が照っていると、ぜんざいの動きが悪いのが意外でした。翌日は曇りでしたが、気温は14℃くらいまで上がりました。結果はクリームぜんざいがほぼ200食、温かいぜんざいが約100杯。残念ながらいずれも昨年の三分の二程度です。それでも、組合各社のお菓子をよりどり5個500円で販売したのが奏功して、売上はなんとか前年なみを維持しました。

 みなとフェスタは2日間で65,000人を動員。来場者は前回より15,000人増えました。ブースの数は変わっていないのに、売れ行きが鈍いのは、時期のせいなのか。ブースの場所のせいなのか、装飾や看板が目立たないせいなのか。クリームぜんざいを広める機会としては、今後に課題を残したイベントとなりました。

 広島県菓子工業組合青年部会長・三河正範

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