京都府レポートの投稿
お菓子教室を開催
洛北中学校にて/京都府菓子工業組合青年部
京都府菓子工業組合青年部は1月28日と2月8日に京都市立洛北中学校にてお菓子教室を実施いたしました。対象は中学二年生の学年で生徒280名の七クラス、内一クラスは学級閉鎖のため三月に後日開催となり、今回は3日間に分けての開催となりました。
両日ともに三教室に分かれ、それぞれお菓子教室を行いました。
今回は練り切りの「桜」と「紅葉」を製作。
まずは部員が前に立ち、材料や作り方の手順を説明しつつ技を披露し、完成すると生徒たちからは拍手が起こりました。
続いて、生徒たちと一緒に製作へ。
生徒たちは中学二年生ということもあり、飲み込みが早く、また真剣な表情で取り組んでくれました。それぞれの出来上がった作品を見比べ、満足げな表情をみせてくれました。
その後、デモンストレーションに移り、職人が間近で様々な技を披露。
出来上がるたびに各所で歓声が上がりました。そうして出来た作品をじゃんけん大会で争奪戦。またまた各所で大賑わいとなり、手に入れた生徒は大事そうに持ち帰りのタッパにしまっていました。
終わりに生徒たちは「難しかった」「いい経験になった」と感想をくれました。
今回の生徒たちは、後日の美術の授業で和菓子のデザインをされます。色の出し方や、細かな線の入れ方など、少しでも参考になればと思います。
今回はたくさんのクラスでお菓子教室を同時に行ない、準備や進行に戸惑いましたが、部員一丸となり無事に喜んでいただける結果となりました。より多くの方々に菓子の文化や魅力を伝えていく上で、部員それぞれにとっていい経験だったのではと感じます。
今回のお菓子教室を自信にし、今後の活動に活かしていければと思います。
京都府菓子工業組合青年部広報・西井一樹