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京都府菓子工業組合青年部 お菓子教室を開催

京都市立紫竹小学校にて

お菓子教室 京都府菓子工業組合青年部は6月21日(火)に京都市立紫竹小学校にて、40名の生徒さん達と共にお菓子作りを実施致しました。今回は京都市の教育委員会の職員の方が視察に来られました。

 まず初めに上田孝博氏(葵餅)が講義を行ない、クイズを交えながら、菓子の歴史や原材料、和菓子を五感で食す話に加え、食育の観点から「いただきます」の意を唱えました。子ども達は事前の授業で和菓子について調べていたこともあり、熱心に講義を聞いてくれました。

 続いて製作体験に移り、今回はねりきりの【撫子】と【菊】を製作体験。

 子ども達に集まってもらい、上田 悟史氏(きねや菓舗)が実演・説明を行ない、間近で技を披露し、完成すると子ども達からは歓声が湧きました。

 その後各テーブルに青年部員が一人ずつつき、製作を指導しました。

 子ども達は非常に熱心で、たくさん質問をしてきてくれ、楽しい時間となりました。

 二品の製作を終え、続いて上田 悟史氏による工芸菓子の実演を行ないました。

 桜の花びらや松、葉っぱの艶出しなど、初めて見る工芸菓子の製作に子ども達は興味深そうに見入っていました。来年の三重菓子博に向けて、青年部員にとっても良い刺激となりました。

 また、6月ということで、子ども達にはお土産として「みな月」が振舞われました。

 お菓子教室は実施回数も増え、毎年多くの子ども達と職人が直接触れ合える場になっております。今回の「みな月」の様に和菓子を食べる行事を知ってくれている子も多いですが、今後もそういった文化を継承していくことも大事な活動であると感じました。

 京都府菓子工業組合青年部広報・西井一樹

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