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京菓工組青年部 定時総会を開く

新部長に島田氏(嵯峨嘉)

新役員一同 京都府菓子工業組合青年部は4月5日(水)、平成28年度定時総会を東山区のハイアットリージェンシー京都で行いました。

 司会は西井一樹。部員53人中、出席34人委任状19人にて総会成立を確認。始めに関部長が「部長になり2年、皆さんのサポートがあり、なんとかやってくることができた。新しい事業も取り組むことができ、少しは成長できたかと思う。渡り鳥は「へ」の字の編成を組み、先頭の鳥が疲れると、後ろの鳥が前に出ることを繰り返し、何百キロも飛ぶことができる。これはどの業界でも、この青年部でも同じだと思う。支えていただいたことに、深く感謝する。」と挨拶。

 議長に野崎雄大氏を選任し、事業報告を白井謙吾氏、会計報告を島田嘉寛氏、監査報告を北川善英氏が行ない可決。役員改選では、関部長が、新部長に島田嘉寛氏(御菓子処 嵯峨嘉)を指名し、可決承認されました。

 島田新部長が新役員案を発表し、可決承認。続けて島田新部長が事業計画案を細井由美子新会計が予算案を発表し、審議の上、可決承認されました。

 また島田新部長は菓子博の作品製作状況の報告、京都市に新しくできた「子ども若者はぐくみ局」との事業も提案したいと話し、福島達也氏の退部、新入部員の紹介、北川善英氏の明日の名工受賞を報告。京都府菓子工業組合の横山長尚代表理事より「青年部の外部向けの事業が、当組合の評価にも繋がっている。関部長のもと、部員も増え、新たなステージに来た。島田新部長のもと一層の活躍を期待する」と総評を頂きました。

 懇親会は親組合、関連業者様を合わせ55人が出席し、杜下正和氏の司会で進行。島田新部長が「当青年部は他にはない幅広さを持つ。年齢層も広く、経験豊富な先輩、発想力のある若い者が力を合わせて、切磋琢磨し、この部でしかできないことを推し進めていきたい。事業に積極的に参加して頂き、普段の仕事にはない経験をし、仕事の悩みなども相談していただけたらと思う。部員数3桁を目指して頑張っていきたい」と挨拶。

 続いて横山理事長よりご挨拶を頂き、次いで関前部長から来賓の水口勇誠氏について「現代の名工であり、工業組合の専務理事、煎餅組合の理事長の功績をもつお方。青年部の立ち上げ時には多大なご尽力を賜り、その後も支えて頂いた」とご紹介し、水口氏より「少人数での立ち上げ時を思うと、今の青年部の姿を見ると嬉しく涙が出る。親組合に負けないくらい立派に運営されている。長い人生や仕事では大変な時も訪れる。そこから逃げずに乗り越えてほしい。乗り越えた先に何にも変えられない物が残る。青年部の素晴らしい発展を望んでいる」とご挨拶を頂きました。

 続いて青年部担当理事の江口誠一氏に乾杯のご発声をして頂きました。その後、京都府生菓子協同組合青年部の狩野琢也部長、当部の歴代部長会の坂井英夫会長よりご挨拶を頂きました。

 新入部員の紹介では江口製菓の江口真一氏、越後家多齢堂の半井裕之氏が自己紹介をしました。

 続いて、全菓連近畿ブロックのベトナム・ダナンでの国際事業について北川善英氏がスライドショーを用いて、報告を行いました。

 初代部長の上田孝博氏は「日本を代表して、ダナンで菓子教室ができたことは光栄だ。思えば、青年部立ち上げの時には水口氏に、一人でもやれ、と肩をたたかれたが、今や自分の長年の夢を叶えることができ、感無量だ」と話し、水口氏に感謝を込めた花束を贈りました。

 中締めは白井新副部長の言葉のあと、新役員が壇上に上がり挨拶。最後は関前部長の祭り締めにて閉会しました。

 新役員は以下の通り
部長=島田嘉寛
副部長=白井謙吾、杜下正和
庶務=小尻義人、太田浩一
会計=細井由美子
広報=武中俊樹

 京都府菓子工業組合青年部・西井一樹

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