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高知県へ「緊急要望書」を提出

菓子業界の現状について説明

桑名龍吾県議会議員に直接提出 我々高知県菓子工業組合は、4月上旬"新型コロナウイルス感染症"について組合員に対して緊急に影響調査(アンケート)を実施しました。その結果、売り上げ減少や販売不振等々、中小零細事業者の菓子業界に直接荒波が打ち寄せていることを実感した次第です。また、3月4月は菓子製造業に携る方々にとっては"節旬"であり、お彼岸・卒園卒業入学シーズン・お花見等々の一番忙しい時節であるにもかかわらず大きな打撃をこうむっております。他にもイベント中止や観光客の減少に伴い、観光地や空港・キヨスク・ホテル旅館等に卸している土産菓子類を製造されている所は、売り上げが軒並み80%以上もの大幅ダウンに見舞われており、経営が困難な状態に陥ってきつつあると思われ死活問題にまで発展しております。

 そういったことを受け、組合幹部が集まって調査アンケートをもとに話し合い、取りまとめたものを事務局で"新型コロナウイルス感染症に対する緊急要望書"として作成。刈谷理事長他3名が議員会館に出向き、高知県の新型コロナウイルス感染症対策特別委員会委員長の桑名龍吾県議会議員に直接お会いし菓子業界の現状について説明をいたしました。その際、刈谷理事長から「組合員の廃業や倒産を防ぐためにも是非とも力を貸していただきたい」と熱く述べ、この要望書を直接お渡しすることができました。

 我々の業界は、人々の流れによって商い(営業)が成り立っております。早急に元の姿に戻るように祈るばかりです。一刻も早くこの"感染症"が終息するように願って…。

 高知県菓子工業組合事務局長・森下広和