滋賀県レポートの投稿
オンライン和菓子教室開催
新しい形でお菓子作りを発信
新型コロナウイルス感染症が広がる中、滋賀県菓子工業組合では令和3年2月20日(土)、滋賀県立高等技術専門校草津校舎で滋賀県労働雇用政策課と地元放送局びわ湖放送のご協力を得て、青年部によるオンライン和菓子教室を小学生10名(午前の部4名・午後の部6名)対象に実施いたしました。
講師は青年部瀧澤文彬氏が務め、練りきりで「雪うさぎ」、「梅の花」2品をわかりやすく丁寧にまた言葉巧みに作業を進め、生徒さんたちは誰一人遅れることなく、見事素晴らしい作品を作り上げていただきました。
対面式の和菓子教室はありましたが、オンラインによるのは今回が初めての挑戦で、小さな画面と対話だけで、包む作業やぼかしや筋を入れる作業が果たしてうまく伝わるか心配をしておりましたが、瀧澤氏の斬新な工夫で容易にぼかし包みもでき、またカメラマンの方の撮影方法で筋の入れ方もわかりやすく、難しい作業も生徒さんたちにわかりやすく伝わったのではないかと思います。余った時間を活用し、和菓子職人の「技」も見ていただき、生徒さん達には感動を覚えていただけたのではないでしょうか。
感染症の収束がまだまだ見えない中、今後このような活動でお菓子作りの魅力を発信していければと思います。
滋賀県菓子工業組合青年部副部長・河﨑国元