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大阪産(もん)名品の会

2025年大阪・関西万博に向けて

G20大阪サミット首脳会議にてコーヒーブレイクのお茶菓子として提供されたマシュー&クリスピー 大阪産(もん)名品の会は、「大阪産(もん)名品の認知度向上」と「食のまち大阪の発展に寄与すること」を目的とし、大阪産(もん)名品の認定を受けた事業者により設立された団体です。和菓子・洋菓子・総菜・昆布など、ジャンルを問わず幅広くご入会いただいております。会員同士で連携し、大阪産(もん)名品のPRや情報交換、勉強会の実施など、精力的に活動し、大阪産(もん)名品の魅力を全国に発信しています。

 大阪産(もん)名品は、「天下の台所・大阪」で時代を超えて愛され続ける逸品として、大阪府に認定された商品です。平成22年橋下知事の時よりスタートし、〝大阪を代表する定番おみやげ、大切な人への贈り物、子どもに語り継ぎたい懐かしい味・安心の味〟など、325商品(149事業者)が認定されています。

大阪産(もん)名品新規認証式・2019年11月 G20大阪サミット(2019年6月28日・29日)では、大阪府より依頼を受け、各国記者向けのプレスダイニング(軽食スペース)にて、大阪産(もん)名品認定商品コーナーを設置し、全世界に向けて大阪の食文化をPRすることができました。

 また、直接外務省に働きかけることで、各国首脳陣が滞在するホテルの部屋置きとして、大阪産(もん)名品が採用されました。さらに、首脳会議のコーヒーブレイク時に、会員企業3社の商品がお茶菓子として提供されるなど、会としての強みを生かした取り組みを積極的に行いました。

 G20サミットで商品をPRする際、一番苦慮した点は、「脱プラスチック対応」です。会員の商品はお土産としてのものも多く、プラスチックによる包装がほとんどです。サミットでは、環境・地球規模の課題も大きなテーマとなっており、脱プラ対応は避けては通れません。〝世界に向けて大阪の食文化を発信したい〟という想いから、外務省や大阪府の担当者様と幾度も調整を重ね、脱プラスチックを実現し多くの商品を提供することができました。大阪府との強いパイプがある当会だからこそ実現できた取り組みと自負しております。

大阪産(もん)名品ロゴ さて、このコロナ禍においては、イベント会場にての催事販売、会員対象の勉強会・懇親会などを自粛しておりますが、その中でも出来ることを実施しております。例えば、JR東日本が運営するネットショップ〝JRE MALL〟に出店し、関東方面へのPR・販売を行っています。また、昨年10月よりJ:com(ケーブルTV)「かもん!おおさかもん!」の番組へのスポンサー協力及び、会員(各月2社)が協力して番組を制作するなど、広く関西地域の皆様に「大阪産(もん)名品」と協賛企業のPRを行っております。

 東京オリンピックが閉会し、いよいよ次のビッグイベント「2025年大阪・関西万博」が開催されます。G20大阪サミットでの経験を活かし、大阪・関西万博でも大阪を訪れる世界の人々に大阪産(もん)名品をPRしていきたいと考えております。

 大阪府菓子工業組合常任理事・小林隆太郎(株式会社あみだ池大黒・代表取締役会長)

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