秋のスイーツフェスタの開催
過去最高の売上を達成
10月1日~3日にイオン徳島様、10月8日~10日にゆめタウン徳島様で、2週連続のスイーツフェスタを開催いたしました。
目的としては、何といっても新型コロナによる売上の減少を少しでも補うことです。また徳島県菓子工業組合は「徳島のお菓子を全国へ」をキャッチフレーズにしているので、全国どこでも販売できるようにするため、食品表示法に基づく表示を組合員事業所に徹底してもらうことです。それに伴い、今までインストアJANコードで販売しているお店が多かったのですが、自社のJANコードを取得したお店が増えました。
春も同じようにスイーツフェスタを開催したのですが、春は新型コロナウイルスの感染が拡大してきたこともあって、毎回行っていたお菓子作り体験教室の中止を余儀なくされ、思った程の売り上げも集客もありませんでした。
今回の秋のスイーツフェスタは、店舗数が2店舗増えました。感染対策を充分行った上で4社が実演販売し、練切や飴細工など、日頃まずお客様が目にできないことを目の前で実演することができ、お客様も興味深く見てくださいました。
特に今回は、マスコミにも協力いただきながらハロウィンをテーマにできたので、今まであまり動かなかった練切から売れていったように思います。
そして回数を重ねる度に、どのようなお菓子がどれくらい売れるかの見当がつくようになった店舗が増えて、チャンスロスが減り、効率よく販売することができたように思います。
豆類協会様にもご協力いただき、豆の種類や成分、効能について幅広く一般の方にお伝えできました。
まだまだ新型コロナの不安は拭えませんが、集客力のあるイオン様やゆめタウン様での販売は組合員にとって魅力です。2週連続の開催は、体力的にも皆さん大変厳しかったと思いますが、出店者の方々、イオン様、ゆめタウン様のご担当者様のご協力もあり、過去最高の売上を達成することができました。
今後もこのような機会を設けて、伝統の和菓子や洋菓子を伝えていくと共に、新たな創造するお菓子を発信していきたいと思います。
徳島県菓子工業組合副理事長・山田直人