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第10回 クリスマス お菓子で励ますプロジェクト

2019年 東北大学病院 小児科病棟 クリスマス会 宮城県菓子工業組合・青年部の東北大学病院の小児病棟に入院している子供達に「みやぎのお菓子」をクリスマスにプレゼントをする活動である、「クリスマス お菓子で励ますプロジェクト」が、今年で10回目を迎えました。年末の繁忙期の忙しい中、青年部の皆さんがお菓子を持ち寄り病棟へ届け、病院主催のクリスマス会にて病棟の子供達と一緒に笑顔になれる時間を過ごす、とても素敵な活動のひとつです。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、私達の暮らしは大きく変わりました。コロナ診療を行う医療機関のひっ迫した状況が報道される中、小児がんなど、重い病とたたかう子供達のご家族でさえ、コロナ禍で面会や付き添いに制限がかかる場合も少なくありません。これまで以上に、子供達の日常における楽しみの機会が減るばかりです。3年前までは、病棟のクリスマス会にも参加させて頂いていましたが、コロナ禍の中2019年を最後にクリスマス会は中止になり、プレゼントを病室の子供達に届けるという形になりました。

2019年 東北大学病院 小児科病棟 クリスマス会 2019年に小児病棟でのクリスマス会に参加させて頂いた時、この日のために一生懸命に練習した先生方や看護士さん達のハンドベルの演奏やダンスを見ながら、本当に楽しそうに音楽に合わせて体を揺らし目を輝かせていた子供達の笑顔は今でも忘れられません。早くコロナが落ち着き、大好きなお母さん、お父さんと一緒に、子供たちの笑顔が溢れるクリスマス会が再開される事を祈ります。

 病室で毎日同じ風景を見て過ごす子供達。きらいな検査を今日も受ける子供達。病気とたたかいながら毎日を過ごし病院でクリスマスを過ごす子供達へ、お菓子で心が晴れる時間、笑顔になれる時間を届けられたら、という思いで青年部の方々は活動されています。

 今年も宮城県菓子工業組合・青年部のサンタさんは、あたたかい気持ちをお菓子に乗せて、クリスマスに子供達へ笑顔の時間を届けてくれることと思います。
 菓子組合の皆様も、今年のクリスマスは一度きりです。コロナに負けず、ステキなクリスマスをお過ごしください!

 そして、よいお年をお迎えください。

 宮城県菓子工業組合事務局・関根美智子

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