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かがわ菓子まつり・希少糖まつり

2022年11月5日・6日

香川菓子まつり・希少糖まつり

 今回レポート致しますのは昨年も取り上げました我々香川県菓子工業組合青年部の年間行事の中ですっかりお馴染みの秋の風物詩となるまでに市民にも定着しましたイベント「香川菓子まつり・希少糖まつり」の模様をお届け致します。こちらのイベントも早5年ほど参加させて頂きまして、回を重ねる毎に出店店舗ならびに出品数も増え続けまして今年は店舗31店舗、出品数138品に及ぶ過去最大の販売会になりました♪特に今回は希少糖を使用したご新規店舗さんが10店舗ほど増え、時にはお惣菜系もちらほら…(・.・;)まぁ、お客様からすれば幅広く購入できるという事で逆に喜んでいただく展開に発展。組合員さんのなかにもおこわを出品されたりして季節感もばっちり表現されてジャンルも年々幅広くなりますが、そこは香川の青年部長さんタイタニック号の如くドシッと構えて決戦に挑むのであります(沈みません浮いています♪)。またワークショップにおいても今年は宗家くつわ堂さんが瓦せんべいで作る「お菓子の家」が久しぶりの復活~!開始当初から人気も高く、絶賛分譲中とばかりに40戸新築が出来上がりました~くつわニュータウンです♪コロナも一時期よりもだいぶ落ち着いた事もあり、親子で参加されるケースも増え、他の組合員さんのワークショップもラストまで予約時間いっぱいご予約頂き、お客さんの待ちに待った感を感じ得ます。ただしテイクアウト品については、テーブルの休憩場がいつもなら用意するはずが、コロナの影響で密になるとの懸念から設置が出来なかったのでまだまだ全力のイベントまでにはもう少しかかるのかなと課題も残るのであります。

讃王さんと焼きモンブラン(きさらぎ)
和三盆羊羹(なまけもも)

 ~コロナ禍に学び得たお客さんとの距離感の大切さ~

 ここ数年で広がったコロナウイルスの感染拡大に伴い、イベントの開催もままならず、店舗への来店数も日を追う毎に減ってしまい、逆にECで購入を済まされたり近くの量販店で購入をされたり、と店舗とお客様との密接感、距離感がここ数年でだいぶ広がってしまったのではないかと感じます。販売先のセルフ化が発展すればするほど対面販売に慣れてないお客さんも増え始め、古くから御贔屓にしているお客さんですら店舗との距離感が広がってしまい、未来の商いのスタイルがこのままでいいのか…と懸念するばかりで御座います。今回はだいぶ規制が解けた中での開催という事もあり、沢山のお客さんと接しよう!お話しよう!漫談しよう!(笑;)…と心掛けておりました。心待ちにおいで下さったお客さんも最初は抵抗感がありながらもイベント全体の空気感で販売する側ともコミュニケーションが取れてきて、気が付けば1人あたりの購入単価も過去最大、世代関係なく売り手買い手の距離感はだいぶ近くなり、売上以上に成果のあったイベントになったのではないかと自負しております。新しく発達したコンテンツも確かに便利ですが、対面販売という日本古くから根付いてきたコンテンツも大事にしなあかんな~特に我々の様な業種はもっと×2大事にしていかなあかんのちゃうかなぁ~って思うねん♪

黒豆ろーる(風月堂)

 ~更なるイベント力の構築を~

 今回のイベントは秋真っ盛りの11月最初の土日ということもあり、県内外で様々なイベントが同日に開催され、お客さんが分散化してしまった事が予想していた売り上げに対し、伸ばしきれなかった要因かなと分析しておりますが、今までは各組合員が持ち込む物販を中心に体験が出来るワークショップ、その場で食せるテイクアウトの3本柱でやって参りました。物販ではレジ精算待ちの解消にキャッシュレス決済が出来る様に某PPを導入、(分かりますか~笑)ワークショップも完全事前予約制に。テイクアウトメニューもなるべく幅広い世代にも分かるようなシンプルでオペレーションの簡素化に…と色々やっておりますが、今後、解決するには今まで行ってきた内容をもう一度精査し、もう一味、かくし味となるべきスパイスを加えていかないと同日開催の際に他のイベントに対向出来ないなと危惧しております。我々暖簾を構える組合員にとってはイベントでお気に入りになって戴くお客さんをイベント後も店舗に来店して頂き御贔屓にしてもらう大事なイベント、コツコツと重ねていく事が大事だと思います。「コツコツが勝つコツ♪」何か面白い内容をお持ちの組合員さんがいらっしゃいましたら↓↓↓↓こちらまで(テロップなし♪)本来ならば顔文字等入れて表現したい処ですが(^^♪

香川菓子まつり・希少糖まつり

 こうしてコツコツとイベントを重ねてきたおかげもあってか月を追う毎に色んな所からイベントのご依頼を頂戴致します。大変有難く感謝の気持ちでいっぱいで御座います。ご依頼を受けて県内様々な所で組合員の菓子の認知度を上げていく、そして多くの方々にもっと普段から活用して頂く、アピールするのに一番手っ取り早いのはやはりイベントでファンを作る事です。とは言ってもまだまだレベル的には発展途上の段階です。組合員全員の更なるスキル、積極的参加を求め、ゆくゆくは県外の組合員さんとの交流販売会も互いの県内で出来れば最高です♪これからも香川県の組合青年部が何や色々と面白い事をやってるなぁ~と周りからお言葉を戴ける位に積極的に進めて参りますです。よろしくメカドック。

 香川県菓子工業組合青年部・寳月堂・桑田剛史

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