(情報共有_農林水産省)Codexアジア地域調整部会における月餅(中国)、ミタイ(インド)に関する規格策定提案について
来週9月22日(月)~26日(金)、に中国南寧市においてCodexアジア地域調整部会(CCASIA23)が開催されます。
ここにおいて、中国が月餅の地域規格(※)の策定を提案しております。
(※)地域規格は地域内でのみ流通する食品に対する規格で、他のコーデックス規格と同様に任意規格ですが、輸出先国が地域規格をその国の規格に採用している場合のほか、
地域規格と同様のスペックを求められた場合には、輸出国はそれに応じて取引をすることが一般的です。
例えば、月餅が地域規格化された場合、輸出先国において月餅の地域規格に該当していない製品は輸出できなくなる可能性があります。また、輸出だけでなく、海外工場にて生産、現地流通されている場合も、流通に問題が発生する可能性がございます。
今回の会合において直ちに規格策定が始まるものではございませんが、今後規格策定作業が開始される可能性がございます。
今回中国から提出がありました資料では、
China also imports mooncake products, primarily from Japan, Vietnam, Thailand, and Malaysia.との記載がございました。
下線部分が、月餅の輸入のみを指しているか、類似の和菓子等も含まれるのかは不明です。
また、プロジェクトドキュメントに、「桃山」が類似菓子として記載されておりましたので、「桃山」は資料から削除するように農水省担当部署から提案しています。
農林水産省としては、月餅はそもそも規格化に馴染まない食品である考えていることから、規格化することには否定的な立場で対応していく所存ですが、
今後規格策定作業が開始されることとなった場合、規格の内容によっては、月餅以外の菓子が幅広く含まれてしまう可能性もございます。
その際は、日本の菓子への影響が小さくなるよう、対処方針等検討して参りますので、菓子関係の皆様におかれましては、情報提供、案検討等に御協力いただきますようお願いいたします。
また、月餅以外では、インドがミタイ(mithai)と呼ばれるインド固有の伝統菓子の地域規格の策定も提案しております。
こちらについても月餅と同様に具体的に策定作業が始まるようであればご相談させていただきますので、その際は御協力のほどお願いいたします。
なお、現時点では、Codexアジア地域調整部会このような動きが現在ある旨ご承知おきいただければ構いません。
(ご参考)伝統菓子の地域規格の策定提案 インド ミタイ関係
第 118 回コーデックス連絡協議会(20ページ目)
全国菓子工業組合連合会