愛媛県レポートの投稿
菓子会館の修繕補修工事が完了
組合員一丸となって運営
愛媛県菓子工業組合では、菓子会館が築40年になり、雨漏りがひどく修繕補修が必要になりました。
当会館は、昭和47年、旧会館の売却代金で現在の372坪という広い敷地を購入し、組合員より1口一万円の出資金を募り、1Fには、事務所と会議室、トイレ、さらに事務員さんに住み込みで勤務してもらえるように、事務員さんの住まいがあり、2Fには、和菓子や洋菓子の講習が出来る広い研修室がある、りっぱな会館を建設しました。
しかし、築後40年になり、雨漏りのため放置できなくなりました。そこで、修繕補修の工事の見積もりを2社にお願いしたところ、思いのほか金額がかかることが分かり、臨時の総代会を開催し、役員さん方の意見をお聞きしたところ、賛否両論ありましたが、最後には全員一致で改修を行うことになりました。
以前は、五百名を超す組合員が、現在では半数以下になっており、あと5年遅ければ改修は無理だったと思います。
この会館があることで、貸駐車場収入、看板収入、貸会館収入、などなど運営資金に役立っています。
もし、この会館が無く、賃貸で小さな事務所と会議室のある、街中の駐車場付きのところを借りれば4年程で今回の修理代くらいの家賃がかかってしまいます。
そういう意味では、直して使い続けることが最良だと考え改修を行いました。
5月の県の総会は、屋根部分と外壁を全て取り替え、新築のようになった会館で行いました。
組合員様、協賛業者様、ご協力本当に有難うございました。
愛媛県菓子工業組合広報部長・白石恵一