島根県レポートの投稿
島根県菓子技術専門校
実践的と伝統の両立
今、島根県は出雲大社の遷宮参拝で賑わい、雲南市吉田町出身で「神々の国しまね」宣伝隊長〝吉田くん〟(秘密結社 鷹の爪)の自虐的カレンダーで「島根は日本の領土です」「日本で47番目に有名な県」等の宣伝効果もあり、大勢の皆様が来県され観光客であふれ、夏休みに行きたい国内旅行先1位になりました。郷土愛を語り人気を集めるカレンダー(2014年版)は好評発売中です。
さて、島根県菓子技術専門校は10月より後期の授業が始まり、前期授業で作った色々な餡を使って、包餡から始まり上用饅頭・利休饅頭・黄身時雨・こなし等を実習してきました。全国和菓子協会認定「選・和菓子職」や島根県の優秀技能者賞等を受賞者が講師を勤め、レベルの高い授業を行っております。技術検定2級の課題でもある、小麦粉饅頭・どら焼き・練切(菊)も授業に組み込まれており、特に練切に関しては三角べらの使い方などを懇切丁寧に指導しています。常に実践的な授業と昔ながらの手法を大切にした授業の両方を取り入れる工夫をしています。今年度「選・和菓子職」を受賞した、田中紀幸氏(彩雲堂で5人目)も当専門校の卒業生です。
11月は神在月です。出雲大社に全国の神様の招致には毎年成功しています。又、当専門校は県外からの生徒も受け入れておりますので、是非御来県・ご入校ください。
島根県菓子工業組合・高島佐枝子