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和三盆菓子教室を開催

京都府菓子工業組合青年部

京都市立烏丸中学校でのお菓子教室 京都府菓子工業組合青年部(北川善英部長)は11月12日(火)に京都市立烏丸中学校でお菓子教室を開き、青年部員8名が3年生の有志40名程に、干菓子の「和三盆」作りを指導した。16日に開催する「心からすまいるおもてなし集会」でのお茶菓子として制作したもの。そのイベントでは、全校生徒でお茶や着付け、お菓子、展示などで保護者や地域住民などを「おもてなし」する。

 同校は国立教育政策研究所の伝統文化研究指定校となっており、村上正治校長によると、「単なる体験学習ではなく、それらが結びつき地域に根付いていくものを目指している」という。菓子教室では、む津美製菓の三好健太氏が材料の和三盆糖について、家庭にある上白糖との違いを説明した後、実演を行った。水と色粉を合せ丁寧にもんだのち、型に入れ、手で押していく。この押し加減が技術の見せ所。

 生徒たちは和三盆作りは初めてで、もみ加減や押し加減がわからず苦労していた。しかし、だんだんと上手になっていき、最後には面白かったとの感想があふれた。

 和三盆の型は、む津美製菓が25種類、秋の季節のものを用意した。

 北川部長は、「和三盆の教室は青年部としても初めてで大変勉強になった。一度干菓子もやってみたいと思っていたところ、丁度申し出があった。」と話した。

 京都府菓子工業組合青年部広報・大内直之

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