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最新の賞状で顧客アピールを

ひろしま菓子大博覧会褒章授与式

ひろしま菓子大博覧会褒章授与式 埼玉県菓子工業組合では平成25年11月19日、組合事務所大会議室において広島菓子大博覧会褒章授与式を開催した。当日は受賞者各位及び業界関係材料関係や機械関係各社に来賓頂き、栄誉に輝いた受賞者一人一人に賞状と記念品を授与した。

 はじめに当組合理事長小島正二より第26回全国菓子大博覧会(広島菓子博)の説明・経過報告、及び今回の博覧会で受賞した皆さまの栄誉を讃える挨拶がなされ、晴れやかな雰囲気での開始となった。つづいて来賓の皆さまにご挨拶いただき受賞者への賞状と記念品の授与と移り、併せてパソコンとモニターを用い、ひろしま菓子博の写真200枚をスライドショーにして、式典終了まで繰り返し上映した。今回本県からは名誉総裁賞受賞は無しでしたが、農林水産省受賞2社・茶道家元賞と順次表彰を進め、それぞれの賞を受賞した受賞者は、晴れの舞台に菓子工業者としての誇りと喜びをあらわにしていました。最後に理事長から次回開催予定の三重県伊勢菓子博にむけて全菓連で進めている内容の説明があり、無事式典を終了した。

 式典終了後に懇親会を行い、広島菓子博の反省や次回の取り組み方など、出席者各自話も膨らみ話のなかで、色あせた古い賞状より最新の賞状で、今現在努力をしている姿を顧客にアピールするのが重要でないかと印象深い話も出ました。ご存知の通り当県は、首都圏大都市部に属する地域も多く人口も全国有数です。人口が多ければ商売しやすいかと言うとそんな事は無く、それだけ全国から同業各社が進出をかけてきていまして、なおかつ有名観光地の無い埼玉菓子業界内の競争は激化の一途です。おそらく菓子店経営のやり難さは埼玉が全国一でしょう。昨年流行語になった「今でしょ!」を強く感じている会員が特別多いのが埼玉県菓子工業組合の現状です。

 100年の伝統ある菓子大博覧会ですから、昔の賞状は時代と歴史を感じさせる良いものです。それでも最新日付の真新しい賞状は気持ち良いものです。菓子博覧会の古い賞状をお持ちの方も、その価値を維持するには最新の菓子大博覧会で今売りだしてる商品で受賞し、併せて顧客にアピールする必要があるのじゃないかと言う事を、次回伊勢菓子博覧会に向けた当埼玉県菓子工業組合の組合員に向けた今現在の提案と取り組み方とさせていただきます。

 埼玉県菓子工業組合監事兼広報・中島祥夫