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ちばアクアラインマラソン2014

茂原謹製会が出店

茂原謹製会の店舗 「…3、2、1、スタート」

 森田健作千葉県知事の声がモニターから聞こえてくる。

 平成26年10月19日に『ちばアクアラインマラソン2014』が開催された。

 木更津、袖ヶ浦の各地でイベント会場が設営され、フルマラソンのゴール地点で、メイン会場となる木更津市役所第2駐車場では、ゼッケンを受け取りに来るランナーを激励するため、前日から開催された。

 2回目となる今回は、ハーフマラソンも行われ、茂原謹製会ではハーフマラソンゴール地点から約1㎞離れた場所に設営されたイベント会場、県内各地のご当地品を持ち寄った十数店舗が集まる『屋台村』での出店となった。

 茂原謹製会とは、茂原市観光協会、茂原商工会議所主催の品評会にて出品、選出された茂原謹製品を扱っている5店舗で設立された組織であり、茂原内外のイベントにも参加している。

 その茂原謹製会が出店した会場は、メイン会場ではないため、モニター越しにスタートの状況や、各イベント会場の様子が分かるようになっている。

 やがて、ハーフマラソンに参加していた埼玉県庁職員の川内優輝選手を先頭に続々とランナーたちがゴールしてくる。運営側はハーフマラソンゴール地点から約1㎞の距離をクールダウンしながら、歩いてイベント会場へ向かってもらうつもりでいたらしいが、モニター越しのメイン会場と比べると、ランナーの数も少なくいまいち盛り上がりに欠けていた。

 やはり20㎞以上走った後に、更に1㎞歩くのは長いのか、イベント会場に来ずに帰ってしまうランナーが多数いたようだ。

 これでは、長距離を走ってきたランナーも楽しめず、もてなす側も用意してきたものが上手くさばけない。もどかしい思いをしている店舗が多数見受けられた。

 一方で、フルマラソンのゴール地点にあるメイン会場はゴールからも近く盛大に賑わっていたようだ。しかしながら、メイン会場での出店は条件が厳しく、準備も含めると3日間出続けなければならず、交通規制があるので、早朝から会場入りしなければならないため、出店可能な店舗がかなり限られた。中にはメイン会場も当日だけの開催で良かったのでは…2日間もやる意味はないなどの声もあった。

 アクアラインマラソンの次回の開催はまだ決まっていない。ただ、次回開催があるのであれば、今回集まった高評批評を生かし、より良いものになることに期待したい。

 千葉県菓子工業組合青年部副部長・鈴木豊

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