滋賀県にて盛り沢山の研修旅行
京都府菓子工業組合青年部
京都府菓子工業組合青年部は8月25日に滋賀県へ日帰りの研修旅行を行いました。
午前9時、京都駅南口にて。朝早くの集合ながら、部員23名、京都府生菓子協同組合様より3名、関連業者様6名、親会より今西青年部担当理事にもお越しいただき、計33名にて貸切バスで出発。
まず初めに、関部長より挨拶と工程の説明があり、続いて、今西氏よりご挨拶をいただき、いざ滋賀県へ。
行き帰りの道中では、京都府生菓子協同組合様の「嚥下食プロジェクト」のVTRを鑑賞し、終始有意義な往路復路となりました。
往路にて、滋賀県菓子工業組合青年部植田部長に合流して頂きました。
そして、一つ目の目的地「株式会社 種新」様へ到着。こちらでは「最中種」を製造されております。
谷口社長の暖かな笑顔にお迎えいただき、ご挨拶をいただきました。
続いて、高橋仕込室室長の案内で工場内の見学へ。白衣に着替え、ローラー掛けやエアシャワーをし、工場内へ。
まず米の精米、粉砕、生地の製造を見学し、詳細な説明を受けました。最中種の製造過程に皆さん興味深そうに見学されていました。
続いて、焼きの工程へ。先程拝見させていただいた小さな生地が鉄板に挟まれて広がり、次々に綺麗な見慣れた最中種になります。
あちらこちらで続々と焼きあがる最中種の工程は圧巻でした。
続いては梱包の現場へ。手作業で、細かな傷や割れを見つけ、選別されています。その選別の厳しさは素人目ではなかなか見分けがつかないほどで、皆さん驚かれていました。
以上で工場見学を終え、最後に谷口社長に質疑応答に応えて頂きました。
種新様を後にし、「たねや 近江八幡日牟禮ヴィレッジ」内の「日牟禮茶屋」へ。こちらで滋賀県菓子工業組合青年部様から2名合流して頂き店内へ。たねや事業部 小西部長よりご挨拶を頂き、昼食をいただきました。
次に「ラ コリーナ近江八幡」へ移動し、自由行動。皆さんそれぞれ、買い物や見学をし、楽しんで頂きました。
最後に「水郷巡り」へ。6隻に分かれ、のんびりと疲れを癒しつつ、船頭さんから歴史や地理、植物等の説明を受け、見識を深めました。
以上で滋賀県を後にし、無事京都へ。
研修旅行を終え、ここからさらに滋賀県菓子工業組合青年部様の3名にお越しいただき、懇親会を行いました。
それぞれ一日を振り返る楽しい懇親会となり、終始和気あいあいと交流を深めました。
今回の研修旅行では普段見られないもの、体験できないことができ、非常に有意義な一日となったと思います。また、一日行動を共にすることで部員同士の結束もより強くなるように感じました。そして、研修先の他府県の方々との交流は研修旅行ならではであると感じ、今後の活動にも活かせる経験であったと思います。
京都府菓子工業組合青年部広報・西井一樹