京都府レポートの投稿
青年部 お菓子教室を開催
京都市立烏丸中学校にて
京都府菓子工業組合青年部は10月14日(水)に京都市立烏丸中学校にて、39名の二年生の生徒さん達と共にお菓子作りを実施致しました。
職業体験などが控えている生徒さんたちに向けて、まず初めに上田孝博氏(葵餅)が講師として、職業や自身の経験、時間の大切さ、京都という土地への思い、今後の子ども達への期待等を講義しました。
続いて製作体験に移り、今回はねりきりの【菊】と【紅葉】を制作体験。
わくわくした子ども達に囲まれ、青年部員が実演・説明を行ない、間近で技を披露。生徒さん達は11月に粘土を使った、創作和菓子を作られるということで、制作のポイントを丁寧に説明しました。
その後各テーブルに青年部員が一人ずつつきっきりで生徒による制作を指導しました。
子供たちは「難しい」「手にひっつく」と苦戦。しかし、完成した自分の作品に満足げな表情で、友達同士で見せ合い楽しんでいました。
二品を作り終わり、残り時間を利用してのデモンストレーションを行いました。四ヶ所に分かれ、それぞれのテーブルで職人が手際よく数品のねりきり菓子を実演披露。
各所で歓声や拍手が起こり、賑やかな雰囲気に。
最後に青年部員が制作したお菓子を「じゃんけん大会」で争奪戦。喜んだり、悔しがったり、おおいに盛り上がりました。
今回のお菓子教室でも子ども達の楽しそうな笑顔を目の当たりにして、あらためてお菓子の持つ力を感じました。子ども達を見ていると、シンプルに楽しむことを感じさせてもらえ、青年部員にとっても良い刺激となるように思います。
京都府菓子工業組合青年部広報・西井一樹