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第19回全菓連青年部九州ブロック長崎大会

端島(軍艦島)にも上陸

第19回全菓連青年部九州ブロック長崎大会 第63回菓業青年会九州ブロック長崎大会・第19回全国菓子工業組合連合会青年部九州ブロック長崎大会は、6月10日~11日、長崎ワシントンホテルで開催され約120名の青年部員が参加した。全菓連からは堤副理事長、槌谷青年部部長及び事務局主任が参加した。

 大会では、永川功式典副委員長よりの開会の辞の後、菓業青年会九州ブロック田中耕太郎会長より「菓業青年会九州ブロックの会員の皆様とお会いできることと、長崎を楽しんでいただくことを考えて、長崎菓業青年会メンバー一同準備してまいりました。今日と明日、一期一会を合言葉に臨みます。大会は年に一度しかない交流の機会です。皆様が交流を深めて有意義な大会となりますよう尽力します」と歓迎の言葉を述べた。次に、前回九州ブロック熊本大会熊本菓青会井手宏一郎会長より「熊本大会では、地震直後ながら多くの皆様にお越し頂き、誠にありがとうございます。震災から1年が経ち、熊本の現状としまして、大型店などはほぼ再開され、景気は良くなってきていますが、お菓子屋の中では、売上が戻らなかったり、まだまだな事が多いことが現状です。これからも熊本菓青会一同力を合わせて頑張ってまいります」と挨拶があった。次に長崎県中村法道知事、長崎市田上富久市長、全菓連堤公一副理事長より挨拶があった。青年部槌谷祐哉部長より「三重県で開催されました、お伊勢さん菓子博におきましては、九州ブロックの皆様から多くの菓子をご提供賜りありがとうございました。全国から集まったお菓子は1万7千個以上にのぼり、開会日に合計3千名以上のお客様へ、お菓子を配布することができました。これもひとえに、九州は一つの合言葉を合唱されている、そのパワーのおかげだと感謝申し上げます。全菓連青年部も来年で20年を迎えます。人間で言えば成人の年で、節目の年を迎えることになります。これから20周年記念事業の具体的な計画を立てていくことになります。全国のお菓子屋が協力して、若い人にお菓子に対する愛情を深めて頂くような事業を展開したいと準備を立てています」と祝辞があった。次に参加菓業青年会の紹介があった。

 本会議終了後、長崎大学産学官連携戦略本部副本部長教授・嶋野武志氏による「美味しいお菓子ってどんなもの?売れるお菓子ってどう作るの?」の講演が行われた(以後掲載)。

 その後、懇親会に移り、九州ブロック長崎大会白水竜也実行委員長より「今回の長崎大会も九州ブロック内の友情をさらに深められることはもちろん、先輩方が培ってきました『九州は一つ』の思いをより一層深められる場であればとメンバーが一丸となって準備しました」、長崎県菓子工業組合岩永徳二理事長より歓迎の挨拶ののち、乾杯の発声があった。懇親会では、長崎菓青会平井栄一会長率いる平井餅まんじゅう金管合奏団による演奏と各菓青会対抗ゲームなどが行われた。最後に大会旗伝達式、次期開催地代表者挨拶、万歳三唱が行われ閉会となった。

㊤現在の軍艦島、㊦戦艦土佐 翌日のエクスカーションでは、世界文化遺産に登録された端島(通称軍艦島)への上陸周遊クルーズが行われた。軍艦島は長崎港より南西に19㎞の沖合にあり、南北約480m、東西約160m、周囲約1,200m、面積約63,000㎡の海底炭鉱の島で、地下1000m以上の地点まで採掘していた。岸壁が島の周囲を覆い、鉄筋コンクリート造りの建物が建ちならぶ姿が戦艦土佐に似ている事から「軍艦島」と呼ばれるようになった。国内の主要エネルギー源が石炭から石油に移行したため、1974年1月に閉山し、同年4月に無人島となった。

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