富山県レポートの投稿
「栄養成分計算ソフト使 用説明会」と「レオン最新機種実演会」開催
富山県菓子工業組合では、平成30年10月23日に「富山県食品研究所」において、午前中に「栄養成分計算ソフト使用説明会」を、午後から「レオン最新機種実演会」を開催し、両講義合わせて約60名が参加されました。「栄養成分計算ソフト使用説明会」では、全国菓子工業組合連合会が推奨販売しているこのソフトの開発に携われた株式会社デリコの武田正貴氏をお招きして、食品表示に関する最近の動きや栄養成分表示についての細かい変更点を、実際の対応食品表示例を交え説明されました。その後ソフトの使用説明も簡単に説明されました。食品表示法の改正により、栄養成分表示が義務化され、対応が2020年3月末日までと差し迫り、参加者は終始熱心に聴き入り、また質疑応答でもお昼時間に食い込む位に質疑が飛び交いました。
「レオン最新機種実演会」では、米粉クッキー等の3品目が実演されました。実演される品目の合間に「これからの和菓子店を考える」と題し、まずは自店の現状分析が大切であり、そして市場を考え、ターゲットを絞り、商品を開発する。それから機械や成形冷凍保存等を利用して、計画生産へと実行していく。その中で、損益分岐点を計算することにより、一体どれだけ売ったら利益が出るのかを調べられる有効な手段であるとお話頂いた。また別の合間には、レオン機器の定期調整ということで、こういう時には、ここの値をプラスにしたり、マイナスにしたりして調整したり、この部品を弄ることにより調節出来る事をアドバイス頂きました。
この日、午前・午後と大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。