ZOOMを使った新年会を開催
時間延長して意見交換
京都府菓子工業組合ではこのコロナ禍で通常の新年会が出来なくなったため、㈱菓業食品新聞社と共催で、ZOOMでの新年会を2月5日に開催し、当日は25名の方にご参加をいただきました。
まず組合員にはメールとFAXで案内をし、その際に理事長への質問を募集しました。
初めての試みなので、どのように開催するのかが問題でしたが、第1部として組合員より頂いた質問に理事長が答えるスタイルで行いました。
質問として挙がっていたのは、このコロナ禍で組合として出来る事はあるか、組合でECサイトを作る計画はあるか、が多い質問でした。
理事長より、組合員は色々な事業形態があるので一律に支援するという事業は難しいと思うが、よく言われるECサイトについては、構築は難しくないが運用をどうするかが大きな問題となり、外部に委託するとなっても、その事業者に十分な収益が無いと撤退される可能性が高いと考えると、今の組合の体制ではECサイトの運用は難しいと言わざるを得ませんとの回答がありました。
次に全国縦断お土産まつりや、スイーツプラザについての質問がありましたので、お土産まつりに参加頂いた企業の方に、売れ行きや感想をお聞きしました。
続いてこのコロナ禍で影響のある事や、その対策等について参加頂いている方々にお聞きをいたしました。
一般的な対策にはなりますが、ECサイトを含め、なるべく様々な販売チャンネルを持つことが、リスクを分散する上で重要な事であることが、今回のコロナ禍の中で浮き彫りになったと考えます。
ここでいったん休憩をはさみ、第2部として参加頂いている賛助会員の皆様より、自社のPRを資料や動画を流しながら紹介して頂きました。
続いてコンソーシアムの補助事業としてスタンプラリーを行われた、京都府洋菓子協会の高島会長より結果報告をして頂きました。
ここで予定の時間が来たのですが、参加者からも色々な意見が出てまいりましたので、延長をして活発な意見交換をさせて頂く事が出来ました。
初めての開催でしたが、大変有意義な新年会となりましたので、今回お聞きした色々なご意見をこれからの組合にいかして運営をしていく事を申し上げて、終了とさせて頂きました。
京都府菓子工業組合理事長・横山長尚