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組合員の皆さんのために

コロナ禍に組合としてできること

愛媛県菓業会館と月極駐車場 昭和33年、「愛媛県菓子協同組合」としてスタートした時、組合員数は581名、賦課金は当時一律月額40円でした。

 その後、昭和38年、「愛媛県菓子工業組合」として改組、組合員数610名、賦課金は100円となりました。(現在の貨幣価値に換算すれば月額1,000円くらい)

 現在、組合員は設立時の3割を切り、賦課金収入だけでは組合の運営は厳しいものがありますが、先人が苦労して残してくれた土地や建物のおかげで、その不動産を活用した月極駐車場・会場貸料・広告看板料等で組合員減少による賦課金収入の減少をカバーしております。

 しかし、令和2年度はコロナ禍の影響で組合活動が全くと言っていいほどできませんでした。そこで、組合活動に生かせなかったお金で、今後も組合の収入源として期待される月極駐車場の補修工事を行いました。排水溝やアスファルトが老朽化し、利用者の苦情も出ていたことから、思い切って断行いたしました。

 ですが、1年たっても状況は変わっておらず、今年度も組合としての活動が思うようにできないことが予想されます。コロナ禍で多少なりとも打撃を受け、なんとか踏ん張っている組合員の皆さんに還元できることは何だろうかと考えたときに、販売促進の事業をやるのはこの時期なかなか難しいので、それならば、賦課金を減額しようという事で、「令和3年度に限り賦課金を半額とする」議案が総会に提出され、可決成立いたしました。

 未だはっきりとした出口は見えませんが、ワクチン接種の広がりにより欧米の経済活動は徐々に復活し、渡航措置も緩和されつつあるところから、集団免疫の効果を期待したいところです。今後も組合員に寄り添い、組合としてできることに少しずつでも取り組んでいきたいと考えております。

 愛媛県菓子工業組合広報部長・白石恵一

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