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プレミアム菓子商品券大人気!

9月1日から11月30日まで

プレミアム菓子商品券を参加店で販売 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、全国的に「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が繰り返し発出され、人流が抑制されたことにより、宿泊業、飲食業や観光関連産業は大変なダメージを受けている。我々菓子業界も土産需要が激減し売り上げの減少が続くなど厳しい環境におかれている。

 ワクチン接種が進みこのあとは少しは人の動きが正常化されていきそうであるが、ゴールデンウイークや夏休み、お盆期間に観光客や帰省客が大幅に減った影響は大きかった。

 菓子組合秋田支部では少しでもお菓子の需要を喚起して地元のお客様に加盟店に足を運んでいただきお菓子を楽しみながらお買い上げいただけるように、「プレミアム菓子商品券事業」をおこなった。昨年度11月からバレンタインデーまでの期間おこなった事業の第二弾である。

お客様の行列の様子 秋田市のコロナ対策補助金を100万円いただき、組合からも事業費をだして参加店からは売り上げの15パーセントを負担してもらった。お客様は1000円で1500円のプレミアム商品券を購入して使える仕組みである。9月1日から11月30日までの三ヶ月の実施期間にした。この期間は敬老会、お彼岸、お月見、収穫祭、ハローウイン、七五三などの行事があるのでこの件を活用してもらい、おおいにお菓子を楽しんでもらうとともにまちの菓子店の魅力を再発見してもらいたいと思っている。

 8月26日に秋田支部役員4名で秋田県庁で記者会見したところ多数のメディアの皆さんから取材を受け、NHKをはじめ地元のテレビニュースで報道され秋田魁新報でも大きく取り上げられ反響があった。

 商品券の発売日は8月28日9時からに統一した。全体で5500セットを用意したが、販売している各店では店のオープン前から商品券をお求めのお客様が行列をつくり、店によっては30分ほどで割り当て分が完売になった。この事業には秋田支部加盟店の22社が参加している。コロナ禍でさまざまな行事が中止になったりストレスを感じている人は多い。お菓子を食べて少しはほっとして豊かな時間を過ごしてもらいたいものである。お菓子は人を笑顔にする。厳しい時代ほどお菓子は世の中になくてはならないものであると意を強くしている。アフターコロナに菓子業界がおおいに商売繁盛できるように知恵を絞って頑張っていきましょう!

 秋田県菓子工業組合秋田支部長・小国輝也

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