和歌山県菓子店の投稿
串本儀平の「うすかわ饅頭」
新商品を開発中
日本初の民間小型ロケット発射場が本州最南端の町串本町でいよいよ2022年12月に打ち上げられよう秒読み段階に進められています。商業宇宙輸送サービス事業の第一号打ち上げ名が「カイロス」に命名され順調にいけば年間20機が打ち上げられの予定です。
串本町海岸の近くから打ち上げられるとあって周辺では、ロケット打ち上げの瞬間を見ようと町民始め観光客が心待ちにしています。串本儀平では観光みやげとして新商品を開発中。
明治26年田嶋虎吉氏が串本町で和菓子屋を開業、2代目儀助氏が大正初期に酒種生地にこし餡を包み「うすかわ饅頭」を考案、饅頭は甘さが美味しさの基準としていた当時、3代目堀本京子氏が今では当たり前になった「甘さ控えめ」の餡にこだわり、北海道小豆に白インゲン豆を使用した自家製あんに今までの上白糖からグラニュー糖に置き換えさらなる味を追求、出来たてにこだわり作った商品をその日に販売口当たりの良い口に入れたらとろけるような食感に切り替えた。
串本町の小さな町で評判が巻き起こり地元民始め観光客からの手土産として良く売れている。
丸山正雄工場長は「ロケット発射で大勢の観光客が来られコロナウイルスで疲弊した町を盛り上げたい」と意気込みを感じていました。
和歌山県菓子工業組合事務局・高橋義明