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姫路菓子まつり2022

三年ぶりの通常開催で賑わう

姫路菓子まつり2022 「第25回全国菓子大博覧会・兵庫(姫路菓子博2008)」の翌年より毎年姫路市で行っている「姫路菓子まつり」を、本年も11月2日(水)から6日(日)までの5日間開催いたしました。第13回目となる今回は天候にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。

 姫路城の目の前の大手前公園内の会場では、大型テント「匠の館」を設置し、県内の和洋菓子店の匠と、みかしほ学園日本調理製菓専門学校の学生による工芸菓子の展示や、上生菓子の製作実演を行いました。小型テントでは姫路や県内各地の銘菓の実演、販売や原材料の展示も行いました。また、特設ステージでは地元のミュージシャンによる演奏などのイベントも開催し、多くの方に楽しんでいただきました。

工芸菓子の表彰式 大手前公園に隣接する施設のイーグレ姫路では、「食べたいなこんなお菓子」をテーマとした児童絵画展を開催。姫路市内の幼稚園・小学校から応募いただいた119作品の中から7作品を「スイーツ賞」として表彰し、2作品を「城菓町・姫路賞」として作品に描かれた菓子を実際に菓子として制作しました。施設内では菓子教室も開催し、40人がご参加くださいました。

 最終日の6日には工芸菓子の表彰式を行いました。匠の部の各賞は次の通りです。

【兵庫県知事賞】「生彩を放つ ひとりひとりが輝ける未来へ」 芦屋柳月堂玉川 安達文輝

【姫路市長賞】「春風秋彩」 江戸屋 江川和男

【全国菓子工業組合連合会理事長賞】「苔玉」白鷺陣屋 井上勝仁

【兵庫県菓子工業組合理事長賞】「孔雀」 御菓子司 橘屋 難波正則

生彩を放つひとりひとりが輝ける未来へ また、来場いただいた方の投票で決まる「私が選んだ工芸菓子」には、江戸屋の江川和男さんによる「春風秋彩」が選ばれました。

 一昨年は中止、昨年は縮小開催の菓子まつりでしたが、今年は多くの方にご来場いただき、活気が戻ってきました。

 これからもより多くの方にお菓子を食べて、見て、作って、描いて…と楽しんでいただければと思っています。

 兵庫県菓子工業組合事務局・奥山優子

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