イベント開催&レポート
高知県レポートの投稿

第2回 とさのお菓子マルシェ開催

鑑賞ものとしての魅力を発揮

第2回とさのお菓子マルシェ
第2回とさのお菓子マルシェ

 昨年10月29日~30日の土日2日間、高知大丸デパート北側の帯屋町アーケード内の通路に面して「第2回とさのお菓子マルシェ」と銘打って"菓子まつり"を開催しました。

 この3年余りのコロナ禍の中、我々の業界は厳しい経営をしており、旅行客や一般の方も外出する機会が減っているため手土産に使うお菓子の需要も低迷。そういったことから当組合の若手経営者達が消費者への新たなPRを…と半年前から企画しました。この企画を、全国菓子工業組合連合会の「豆類基金協会助成金」へ申請したところ決定通知を受け、このマルシェの開催に向け動き出すことができました。

商店街のアーケードを利用して開催

 今回は新たなる場所での開催。商店街のアーケードを利用することによる周辺地域や道路の使用等のいろいろな問題も出ましたが、そういった難題も許可等をいただいてクリアにした上での催し物で、多くの高知県内外の通行人の方々に地元のお菓子に触れていただくいい機会となりました。

工芸菓子の展示

 今回の新しい趣向として、創作菓子や練り切り、工芸菓子といった菓子の展示をおこない、いつもは通り過ぎる方々の足を止めることに成功。食べること以外の鑑賞ものとしてのお菓子の魅力を発揮し、違った楽しみ方を提案することができました。今迄にない今後の消費拡大に大いに寄与したと思われます。

 先の見えない状況の中、我々業界も地元"高知の良さ"を前面に出して地域の皆様に喜んでいただける菓子作りに励み、商いも上向きになりますよう「第2回とさのお菓子マルシェ」が良いきっかけとなり令和5年度の幕開けとしていきたいと思っております。

 今回の開催にあたり全菓連「日本豆類基金協会助成金」のご協力を賜り感謝。今後共よろしくご指導ご鞭撻の程をお願いいたします。

 高知県菓子工業組合事務局・森下広和