組合員15社で新商品開発

2024.4.15

広報紙「岩手・お菓子箱」発行

　岩手県菓子工業組合（理事長菊地清）では、令和５年度、岩手県中小企業団体中央会の「企業連携による地域課題対応新事業展開支援事業費補助金」を活用し、岩手県政１５０周年にちなんだ岩手県産米粉を利用した新商品開発に取り組み、その事業内容を紹介したタブロイド判の広報紙「岩手・お菓子箱」を令和６年１月に発行した。

　事業へは、組合員15社が参加。開発にあたり、令和５年11月27日（アートホテル盛岡）、「岩手県政１５０周年記念スイーツモニター試食会」を開催し、県内の一般消費者のほか、若者の意見を取り入れるため、製菓衛生師を養成する課程がある北日本ハイテクニカルクッキングカレッジの学生に参加いただき、アンケート調査を実施。15社は調査結果をもとに改良を重ねた。

　菊地清理事長は、「日本人は、何気ない日常の中で「お茶にしましょう」という言葉を使います。一服のお茶に添えられるお菓子を通じて、癒やしの時間を醸し出すことが、お菓子屋の使命です。岩手県内の組合員の皆様と一緒に、熱意ある商品開発を行いながら、お客様に喜ばれるお菓子を生み出して行きたい」と語った。

　「岩手・お菓子箱」は５０００部作成し、菓子組合事業所のほか、岩手県内の図書館、観光協会など約３８０ヵ所へ配布され、今後も取り組んだ試作スイーツの発信に取り組んでいきます。

15社一覧

㈲風月堂
㈲山善
あみちゃんライズ
㈱松栄堂
菓子処おざわ
㈲千葉恵製菓
㈲かぎや菓子舗
㈲小島製菓
田中菓子舗
菓匠丸文
末廣
さいとう製菓㈱
㈱回進堂
㈲銘菓処高千代
ほしのほほえみ

　岩手県菓子工業組合・小沢仁