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支部でハロウィン商店会マーケット参加

サンバパレードで盛り上がる

支部でハロウィン商店会マーケット参加

 年が変わって昨年の事ですが10月22日埼玉県菓子工業組合本庄支部有志にて地元本庄市商店会連合会主催のハロウィンマーケットに参加いたしました。当日は仮装をしたいたずらっ子先着500人に駄菓子を中心とした菓子詰合せが配られました。

 都内のハロウィンは若者中心で盛り上がっていますが、埼玉県の地方市は毛色が違い商工会議所主催で道路を封鎖して子供主体のハロウィンイベントを地味に行っていました。子供相手で盛り上がりに欠け商売としての面白さが無いに等しく地元の埼菓工本庄支部会員も全員無視していました。今年度は埼玉県から商店会に活性化給付金をいくらか頂いたのでハロウィンイベントに協力しようとなり商店会マーケットを同時に開催しました。現在の菓子工本庄支部単独で「お菓子直売祭り」を開催できる状況にありませんが支部組合員は全員商工会議所と商店会にも併せて加入しています。協賛金は別途かかりますが市内イベントには多少有利になるように口出しが出来る状況にありますのでイベントに便乗して有志で参加しました。埼玉県の給付金と協賛金で浅草サンバチーム「プロコ・ファミリア」の総勢40名ほどを呼び、市内と近隣に住むブラジル人たちも大勢イベントに参加されて国際色豊かに盛り上がりました。また市内中学生と高校生のチアリーディング部によるチアダンスも披露され花を添えました。結果は何も無い埼玉の何も無い地方市としては上々に2万人くらい集まりました。この人数をどのように菓子の売り上げに繋げるかです。

 和菓子店が若年層にどのように菓子を買ってもらうかは業界の課題です。各県菓子工役員も中年と老年のみで構成されていますので問われても正解など出せません。若年層主体のイベントで組合員各自がアンテナショップを出店し各自が肌で感じて工夫するのが一番宜しいかと思います。

 埼玉県菓子工業組合副理事長兼本庄支部長・中島祥夫