高知県レポートの投稿
道の駅“とさのさと”
組合員も多数納入
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が8月8日に出され、高知市は翌日9日から始まる夏の一大イベント〝よさこい祭り〟の開催に伴う観光やお盆で帰省する人々に不安を与え、観光地やホテル等にキャンセルが多数あったと聞きました。地元菓子業界(お土産品)も戸惑いながらの一週間を過ごし、今後も具体的対応を考慮しつつ当組合も取り組んでいかなければと思う次第です。
今回は高知市の道の駅〝とさのさと〟JA高知の店舗へ地元の特産品販売を見学に行きました。菓子類の販売しているコーナーを見てみると、低価格帯のパック入り朝生菓子「まんじゅう」「どら焼き」「おはぎ」「だんご」「もち類」「季節和菓子」等様々なお菓子が多数並べられていました。地元のお菓子屋さんが納入している10数社ほどの商品をみてまわり、私が行った時間は昼前にもかかわらず早くも一部の商品は売れて品薄になっている状態でしたが、昼から近くの製造業者が納入しますとの事でした。販売価格は商品の入り数によっても異なりますが、1パックあたり200円~400円位のものが数多くあり、一般のお客様があまり負担にならない価格のものが良く売れているようです。高知県菓子工業組合の組合員も多数業者として菓子を納入しており、地元の特産品に並び販売に寄与しています。
お菓子を製造販売しているお店は進物が売れれば繁盛店と言われますが、消費者の皆様に直販所を通じて販売するお菓子もお客様が喜んでいただければ幸せのお手伝いができているのではないかと思い、これが消費拡大につながっていくように感じます。
高知県菓子工業組合事務局・森下広和