宮崎県菓子店の投稿
芋かりんとう
㈲山本米菓

のどかな田畑風景の残る「瓜生野」は宮崎市の北部に位置します。景行天皇がこの地で休息した際に、立派な瓜が実っていることに驚かれ「瓜生える野」と言われたことに由来するとの説などがあります。この瓜生野に店舗を構える㈲山本米菓さんを訪ねました。1964年創業のは2代目の山本英雄氏を中心に芋かりんとうやあられ、豆菓子を製造販売されています。

新物「芋かりんとう」は8月から11月の期間限定商品となっている為、より詳しくお話を伺ってまいりました。
最大の特徴として1本1本が長く、カリットして中はしっとり柔らかな感じで芋の甘さと砂糖が絶妙にマッチしています。芋の鮮度を保つ為に、芋をカットしたらすぐに国産の米油で揚げ、色や泡のたち加減を見極めながら20分間じっくりと揚げ、仕上げに砂糖蜜でコーティングされ、一度食べたら病みつきになるという根強いファンが県内外に多いとききました。

また店内には定番商品である「あられ」そして「豆菓子」もあります。昔なつかしい豆ピー、香ばしカシューナッツなどと種類豊富です。
早速、私も自宅でいただきました。まさしく(やめられない!とまらない!)ファンの一人に加えていただいた次第です。
宮崎県菓子工業組合事務局・大西みつ子