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『橘本神社 銘菓奉献祭』

全国203社が菓子奉納

神前にて

 春恒例の「橘本神社銘菓奉献祭」が4月6日(日)爽やかな好天のもと、午前11時より和歌山県海南市の菓祖神田道間守公を祀る橘本神社(前山和範宮司)にて、春の大祭と併せて開催された。大阪府菓子商工協同組合連合会からは、中野幹副理事長(ジャック製菓㈱)、松葉善治元副理事長ら7名が、また和歌山県菓子工業組合理事長中井啓祐氏、兵庫県菓子工業組合理事長西村欣佑氏ら多数の業界関係者が参拝に訪れた。

「浦安の舞」

 式典は、国旗掲揚、国歌斉唱後、厳粛に太鼓が打ち鳴らされ、橘本神社こども会らによる「田道間守公の歌」の合唱で始まった。前山宮司による祝詞奏上では、奉納された各菓子のメーカー全国203社全ての企業名が読み上げられ、本年の菓子業界の更なる発展と隆盛を祈願されたのち、巫女により「浦安の舞」が奉納された。続いて参拝者一同が順次、玉串奉奠と拝礼・祈願を行った。最後に参拝者を代表して、和歌山県議会議員尾崎要二氏及び(一社)だがしで世界を笑顔にする会代表理事秋山秀行氏が昨季の会の活動内容を紹介しながら本祭への祝辞を述べ、併せて祝電の披露がなされた。これらを受けて、式典の締めとして橘本神社前山宮司が「昭和40年から始まった銘菓奉献祭も今年で第61回を迎えた。また今年は5月末より北海道旭川にて全国菓子大博覧会が開催される。会場でも田道間守公を祀り、期間中の繁盛と無事を祈願させていただく旨、又、大阪関西万博もあり本年は菓子業界にとっては大きな節目の年、飛躍の年になると思うので、一層の繁栄を祈念している」と謝辞を述べて奉献祭は滞りなく終了した。この後境内では「餅投げ」が行われ、集まった多くの人や子供たちに社務所2階から本日の主要な参列者らによりたくさんのお餅やお菓子が投げられ大賑わいであった。その後、しばしの直会のうちに散会となった。

賑わう「餅投げ」

 大阪府菓子工業組合副理事長・中野幹

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