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『大阪・関西万博の概要―みどころの紹介―』

令和7年新年互例会記念講演

 大阪府菓子工業組合(野村泰弘理事長)では、令和7年1月20日(月)、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)において、恒例の新年互例会を開催した。2F桐の間の会場では互例会に先立ち、公益社団法人「2025年日本国際博覧会協会」広報・プロモーション局地域観光部長木嶋淳氏をお招きして「大阪・関西万博の概要~みどころの紹介~」と題して、記念講演を披露していただいた。

博覧会協会木嶋淳氏の講演

 冒頭、いよいよ2025年4月13日(日)に開幕を間近に迎え、急ピッチで仕上げに向かう大阪夢州会場の全容と進捗状況、参加各国の多様なテーマに彩られたユニークなパビリオンの紹介とシグネチャープロジェクト(いのちの耀きプロジェクト)と題された、各界の最前線で活躍中の8人のプロデューサー主導による創造的な各パビリオンの紹介などを、PVを交えながら細かく解説が進められた。その他にも、海外に対して、大阪ヘルスケアパビリオンや関西パビリオンなどの国内パビリオンの数々とパナソニック、住友、電力、三菱未来館、更にはよしもと、ガンダム、外食パビリオンなどの各企業系列の独自性豊かな民間パビリオン群、「空飛ぶクルマ」や「火星の石」といった目玉展示の紹介が続いた。又、全会期中を通じて、開催予定の各国館及び会場内の様々なエリアで催される魅力的な各種イベントも目白押しで、そのスケジュールを示したイベントカレンダーも皆に配布され、今万博の盛りだくさんな充実ぶりを実感した。業界関連では、特定ブースでの展示・販売はもちろんのこと、7月初め頃には「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」と銘打ったイベントも一定期間用意されている。最後に、質疑応答が行われたが、混雑回避のために考案された、入場チケットの購入システムの複雑さが懸念される点などが指摘され、再考の余地ありとされた。講演は万雷の拍手のうちに終了した。

 自治体、国を挙げての1970年以来の大阪・関西万博。まもなくであるが、期待度もMAX、是非とも力を合わせて成功させなければならない。

 尚、全菓連では、4月13日より半年間大阪外食産業パビリオン「宴」の1階に専用ブースを設け、1カ月ごとに入れ替わりで、組合員のお菓子を販売致します。最初の1ヵ月間は、フロア中央にて和洋の工芸菓子を14作品展示します。皆様お誘いあわせの上多数会場まで足を運んで頂きますようお願い申し上げます。

【2025大阪・関西万博工芸菓子リスト】(順不同)

(和菓子出品団体)
①日本菓子協会東和会(東京都)
②日本菓業振興会(東京都)
③和洋菓子研究団体名和会(愛知県)
④菓子研究団体大阪二六会(大阪府)

(洋菓子出品団体)
①クラブハリエ(滋賀県)
②ロマンライフ(京都府)
③アッサンブラージュカキモト(京都府)
④カカオティエゴカン(大阪府)
⑤ホテルアゴーラ大阪守口(大阪府)
⑥ケーキハウスツマガリ(兵庫県)
⑦アンテノール(兵庫県)
⑧元町ケーキ(兵庫県)
⑨ボストン(広島県)
⑩パティスリーヤナギムラ(鹿児島県)

 大阪府菓子工業組合副理事長・中野幹

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