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「あんとクリーム」 開催

和菓子と洋菓子の垣根を越えて

親子もちつき体験

 広島県東部菓子商工業協同組合青年部では、2025年2月22日・23日の2日間、福山市のiti SETOUCHIを会場に、若手菓子職人によるイベント「あんとクリーム」を開催しました。

 本イベントは、和菓子と洋菓子の垣根を越えて地域の魅力を発信することを目的に企画されたもので、約30店舗が出店。パン、ケーキ、和菓子、焼き菓子など多彩な商品が並び、多くの来場者でにぎわいました。

会場風景

 「あん」は日本の伝統を象徴する素材、「クリーム」は洋菓子を象徴する素材。その二つをテーマに掲げ、各店が日頃から取り組んでいる菓子づくりの魅力を、それぞれの表現で披露しました。新たな商品開発を行うのではなく、既存の技や味を改めて見つめ直し、和と洋の文化をつなぐかたちで発信したことが特徴です。

 地元で生産される果実や小豆などの素材を活かした菓子も多く見られ、地域の味の多様さを感じられる場となりました。

 また、当日は「親子もちつき体験」も実施し、子どもたちや家族連れでにぎわいました。2025年世界バラ会議福山大会の記念事業としても位置づけられ、菓子を通じてまちのにぎわいづくりに貢献しました。

ばらの和菓子教室

 組合会員数は近年減少傾向にあり、青年部においても例外ではありません。そのような状況のなかで、「あんとクリーム」では個人事業者を含む組合員以外の製菓・製パン事業者にも門戸を広げ、普段の活動では得られない新しい交流や刺激を生み出す場としました。これにより、若手同士のネットワークが広がるとともに、菓子組合のPRや新たな仲間づくりにもつながっています。

 青年部としては、こうした取り組みを一過性のイベントで終わらせず、若手職人が学び合い、地域の菓子文化を次世代へつなぐ継続的な活動として今後も発展させていきたいと考えています。次回は2026年2月の開催を予定しており、さらに多くの店舗や地域を巻き込みながら、広島県東部から菓子づくりの魅力を発信してまいります。

 広島県菓子工業組合青年部副会長

 広島県東部菓子商工業協同組合青年部会長

 大和屋製パン工場代表・塩出喬史

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