虎屋見学ツアー 開催
参加者一同感動の2日間

令和7年11月11日、12日、岐阜おやつ編集室(岐阜県菓子工業組合内)と岐阜県和菓子協会コラボ企画として静岡の御殿場工場(現在は一般公開されておりません)と、東京赤坂店を見学させていただきました。
事の始まりは、岐阜おやつ編集室で取り扱いしている「あゆがし図鑑」の購入依頼が虎屋文庫さんからあり、東京に行く予定があったので、興味津々でたずねた事が始まりでした。その後、虎屋文庫の中山様と意気投合して、夏に初めて開催される「鮎菓子マルシェ」のトークショーにゲストとしてお招きし、その日の打ち上げで、岐阜の職人さんとの食事会で盛り上がり、今回の虎屋見学ツアーの話が決まったのです!すごいスピードです。
1日目は御殿場工場見学。御殿場工場では虎屋の商品の7割を作っているのでかなりのスケールでした。虎屋と言えば羊羹ですが、その羊羹を御殿場工場ではメインに作っています。工場内では、製造工程により①から⑥のラインに区分けされています。①の製餡ラインでは羊羹や生菓子用のあんこ炊きを見学。豆の皮は家畜の飼料に再利用されているそうです。無駄がありません。午前は製餡作業ですが、午後は清掃作業だけで1日が終わるくらい、大きな機械や道具が使用され、どれもピカピカでした。ちなみに羊羹の原料の寒天は岐阜県産も使われていました!その他一つ一つのラインを周り、一時間かけて丁寧に説明してくださり、参加した組合員の質問が飛び交いました。そして羊羹マイスターの顔写真掲示や、干支と歌会始のお題にちなんだ菓子のデザインを社内公募しているなど、社員のモチベーションも上がる取り組みもされていました。富士山を眺めながらの御殿場工場の良さに一同只々感動するばかりでした。御殿場工場からの御殿場店。そして箱根で泊まり、2日目は東京の赤坂店にお邪魔しました。赤坂店では取締役の森山さんをはじめ、虎屋の方々が出迎えてくださり、虎屋文庫のお話や、御用場と呼ばれる店内の製造場を窓越しで見学し、建築家の内藤廣さんが手がけた建物にも感動しました。

その日は、虎屋の歴史がわかる展示会中で、前日、御殿場工場を見学してわからなかったことなどを答え合わせしてもらえたような、大変見ごたえのある展示でした。御殿場工場の皆様、赤坂店の皆様、虎屋文庫の皆様、お忙しい中、私たちの為に貴重なお時間を頂き、丁寧な対応、丁寧な説明、大変感謝いたします。この様な姿勢が、虎屋の長い歴史を作っている要因なのだと実感いたしました。参加した者は、刺激となり、パワーとなった2日間でした。このような素晴らしいツアーを開催できたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。
岐阜県菓子工業組合事務局長・常川智子
全国菓子工業組合連合会