各地の菓子店探訪
群馬県菓子店の投稿

群馬が誇るソウルフードの新しい形を発信

焼まんじゅう

 群馬を代表する名物として、昔から群馬県民にこよなく愛されている「焼まんじゅう」。群馬県民ならば知らない人はいない、まさに群馬が誇るソウルフードだ。

 弊社は、昭和55年に焼まんじゅう専門の製造元として創業。2022年に新工場を設立し、業界内でもトップクラスの衛生管理と生産数を誇り、県内に限らず多方面に卸売・小売販売を展開している。

 現在も創業から変わらない焼まんじゅうを作り続けている一方、現代に沿った新しい形の焼まんじゅうを開発・展開している。

 焼まんじゅうといえば、昔ながらの「大きくて安い」が群馬県民の常識。そんな常識を覆す「小さくて食べやすいミニサイズ」を商品化したところ、焼まんじゅうを知らない県外の方や女性お子さまにヒット。大きくするよりも小さくするほうが製造コストはかかり、一般的な焼まんじゅうよりも価格を割高に設定しているが、それでも「小さいほうが食べやすいから」とこちらを選ぶ。また、焼まんじゅうを知らない人からすると、焼まんじゅうは見た目のインパクトが強く、大きくて食べられない、食べづらいというのが第一印象なのだ。

 今の時代、低価格も魅力の一つではあるが、安いから売れるというわけではない。いかにニーズに合った商品価値の提供をできるか。ここではっきりと申し上げるが、安ければいいという考えはひと昔前の話だ。時代に合った価格のバランスは重要であり、それ以上の商品価値の提供、この2つをしっかりとブランディングしていくことが企業価値をあげていくと考えている。

焼まんじゅうパフェ

 そのような背景の中で生まれた商品の1つが、今ではほたかや名物になっている「焼まんじゅうパフェ」だ。ミニサイズの焼まんじゅうに、群馬の牧場から直送しているソフトクリームをのせた、ほたかやオリジナルの「進化系焼まんじゅうスイーツ」。この商品は年代性別問わず人気で、今では来店客の2人に1人は焼まんじゅうパフェを注文するほど進化系の焼まんじゅうが浸透してきている。

 初代より伝わる技術をそのまま継承している「伝統」、進化系スイーツをはじめとする二代目が織りなす「革新」。この「伝統×革新」をテーマに掲げ、今後も新しいことへチャレンジし、群馬の魅力、焼まんじゅうの魅力を全国へ発信していきたい。

 株式会社ほたかや本舗・代表取締役・阿部学